雪道を走る前に準備したい5つの道具
雪道は命にかかわる事故が発生しやすいです。
考えられる状況を想定とし、装備をしておくことが大切になってきます。
こちらでは本格的なシーズンが来る前に揃え、車に積んでおきたいアイテムを紹介します。
雪道には準備をし過ぎた。なんて事はありません。過剰なぐらいで良いでしょう。
この記事の目次
必ず準備しておきたいもの
準備をしてない場合は雪道を走ることは避けてください。
自身の安全のみならず、同乗者、他の走行車を巻き込む事故を起こしかねません。
雪道を走る方々が守る必要最低のマナーです。
1.スタッドレスタイヤ
雪道を走る上で履いておきたいタイヤです。
スタッドレスタイヤはチェーンとは違い、すべてのタイヤに付けるのでグリップ力は高くなります。
スタッドレスタイヤを持っている方はそのタイヤがまだ使えるのか確認をしてください。
主にスタッドレスは購入してから約3年ほどで買い替えをすることが望ましいとされています。
購入した日から3年経過している方は新たに購入をしてください。
また、3年たってなくてもスタッドレスの溝が減っている場合も一緒です。
他にもゴムの劣化が著しい場合なども買い替えの対象になります。
※スタッドレスはゴムの柔らかさもグリップ力を高める要因の一つ。溝があっても買い替えのご検討をお願いします。
2.タイヤチェーン
雪道を走るなら必ず必要です。
タイヤチェーンには多少なりとも種類があり、近頃は金属制よりもゴム制が支流になっています。
基本的にはこの二つから選択することをおすすめします。
布製のチェーンもあるのですが、こちらは耐久性や状況によっては使えないこともあるので、状況を見極めることが可能な方は使用されると良いでしょう。
※布製の物は雪の上だけでしたらグリップをします。耐久性があまりないのでアスファルトが所々ある状況では使用を避けたほうが無難。
また、スタッドレスタイヤを履いている方は必要がないと思われますが、スタッドレスでもタイヤチェーンが必要です。
特にツルツルのアイスバーン時、新雪でふかふかの道路などでは、スタッドレスは対応しきれません。
3.けん引ロープ
スタックした時に車を引きずり出してもらうために必要なものです。
自分の車のみならず、他の車を助ける時にも活躍してくれます。
道で立ち往生している車があって先には進めない場合などにも活用できます。
けん引ロープを購入する際はロープにカバーが付いたものを選ぶと良いでしょう。
長さは3.5~4メートルほどのものを選ぶといいです。耐荷重は2トン以上の物を選択してください。
ゴムで伸びるものと伸びないものがありますが、こちらはどちらでも構わないです。
ただ、使いやすさからしたらゴムのほうが使い勝手は良いでしょう。
けん引をしてもらう際はご自身の車のどこにかければいいのか把握をしておかなければいけません。
車のマニュアルに書かれています。事前確認をお願いします。
※けん引ロープを指定の場所以外にかけないでください。車の破損に繋がります。
4.ブースターケーブル
雪道に行かなくても必ず車の中に積んでおいてください。
バッテリーの消耗により車が動かなくなった時に他の車から充電するために必要になります。
その逆もできるので、必ず準備をしておいてください。
持ってない方はケーブルが長い物を選択すると良いでしょう。
所によっては通常のケーブルが届かない場合もでてきます。
5.毛布、スコップ
スコップは車の前に積もった雪をかき出す時に使用できます。
スタックした場合にも活用できるものですので、必ず持っておきたいものです。
スコップは折り畳みの物は避けた方が無難です。
毛布は万が一車が立ち往生した時に暖を取る際に必要となります。
日本でも車の中で凍死をすることだってあります。
また、スタックした時にグリップ力と高めるために使用することもできます。
※脱出するのにエスケーパーという商品を使うことも有効的です。
6.解氷剤とスノーブラシ
車に溜まった雪や氷を取り除く際に使用します。
視界がきちんと取れてない状況での走行は大変危険です。
また、忘れがちなのはテールランプやウインカーに付いた雪です。
他車に自分の存在を知ってもらうことは事故を未然に防ぐためにも必要です。
そのほかに車の上に乗った雪と、タイヤハウスに張り付いた雪です。
これもきちんと取り除いてから走行してください。
付けたまま走行すると他車への障害物になりかねません。
他にも長靴、完全防水手袋なども必要です。
外での作業が必要に迫れた時にご自身のカラダを守るために必要です。
雪道では何が起こるかわかりませんので、装備は徹底的に行ってください。
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