エンジンのパワーが減少する5つの理由と対処法

Smokey Burn-outs

エンジンパワーが低下した場合は、エアクリーナー、点火系、燃料系、センサー系、燃料の入れ違いオーバーヒートなどの原因が考えられ、オーバーヒート直前の症状として現れることもあります。

オーバーヒートは、エンジンの発熱量が冷却性能を上まった状態であり、そのまま走行し続けるとエンジンが破損されます。

パワー低下の症状は、「徐々に低下した」や「急に低下した」、「給油直後」、「水温計が高値」などに分けられ、センサー系の異常では、水温センサーの故障で、燃料が正常に噴射しない場合もおこります。

原因

症状(パワー不足)

エアクリーナー

慢性的

点火系

燃料系

燃料違い

給油直後

オーバーヒート

水温計高値


エアクリーナーの汚れ

エアクリーナーが詰まるとエンジンの回転に必要な空気量を吸入できず、アクセルペダルを踏み込んでも十分な加速に繋がりません。

点火系の異常

点火系は、ガス欠時に燃料のパイプラインから燃料がなくなり、給油してスターターモーターを回しても燃料が行き渡らず、スターターやバッテリーに負担を与えたことが原因と考えられます。

燃料系の異常

燃料タンクやパイプ類などの劣化や損傷により、燃料漏れした場合はガス欠になり、それを繰り返すと燃料ポンプが空転して、モーターの潤滑性が失われてしまうために摩擦熱や摩耗による故障して、エンジンパワーを低下させます。

シリンダー内に直接燃料を噴射する直噴エンジンは、シリンダー頂点の燃焼温度が最も高温となるため、インジェクターの先端ノズルの潤滑が失われるとエンジンパワー低下の原因になります。

燃料の入れ違い

エンジンの出力が下がって加速が鈍くなり、異常が出てから後エンジンストップして、噴射ノズルや燃料ポンプの交換となることもあるなどのトラブルになります。

また、走行時のガス欠の場合エンジンブレーキがかかったりブレーキやステアリングがエンストによって重くなり動作不能、制御不能も起こることがあります。

ただし、燃料の入れ違いに気づいたら、エンジンを始動する前に燃料を入れ替えれば混合油の残量文の影響で済みますので、速やかに対処しましょう。

オーバーヒート

オーバーヒートとは、エンジンの発生熱量が冷却性能を上回って冷却系やオイル系が原因です。

渋滞時のノロノロ運転や長い坂道での低いギヤでの走行などが、長時間の続いた場合はオーバーヒートになりやすくなります。

オーバーヒートに気づいたら安全確認し停車しエンジンルームを開けて風通ししますが、すぐにエンジンを切ると冷却水が循環せず一気に温度が上昇し、エンジンオイルの循環停止し油膜切れ、エンジンが焼き付く可能性がありますので、エンジンはかけたままにしておきます。

冷却水が漏れているときや冷却ファンが回っていなければ、ただちにエンジンを停止して自然冷却し、速やかに救援を要請しましょう。

エンジンオイル不足や冷却水不足、漏れ、ウォーターポンプを回すベルトの緩み、ウォーターポンプや冷却用ファンモーター、サーモスタット作動不良、ラジエーター内部の冷却液の循環不良も原因になります。

エンジンオイルを長期間に渡って交換しないまま走行し続けると、洗浄力、潤滑力、冷却力が低下してしまい、エンジンにダメージを与えパワーを不足させます。

エンジンオイルが劣化するとフィルターが詰まるなど洗浄力が低下し、不純物の除去ができなくなり、エンジン内部の汚れは蓄積して加速は低下し、燃費は落ちてしまいます。

エンジンオイルの量は先端の穴(F)と穴(L)の中間にあるようであれば十分であり、減少の量が大きい場合はオイル漏れが、増加の量が大きければ燃料や冷却水などの混入が考えられますので早めに整備工場で見てもらうようにしましょう。

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