エンジンルーム内の冬対策

Snowing and Driving

冬対策はタイヤだけではありません。

車の心臓部となるエンジンルームも対策をしておきたいところです。

ここではどのような対策を講じておくと良いのか紹介します。

雪道を走る際にも参考にしてください。


エンジンルームで点検しておきたい所

冬のシーズンが来る前に必ずチェックして起きたところがあります。

この部分は最低でも確認しておくと、車を長く乗り継ぐことが可能です。

車の寿命のみならず、雪道などの場合は命にかかわる問題となりますので、必ず確認をしておきましょう。

1.エンジンオイル

エンジンオイルの役割はエンジン内部の潤滑・冷却・密閉・清掃・防錆、5つの役割を担っている大切なものです。

エンジンを動かす際に切っては切れない関係にあります。

そんなエンジンオイルが季節によってどのように影響を与えるのか、どこの役割に不安を与えるのかみていきたいと思います。

季節によって左右される役割は2つ。

潤滑と密閉です。

気温が低い冬などの場合エンジンオイルはできるだけ粘度の低い物を使用します。

これは気温によってエンジンオイルが固くなり、エンジンをかける時の抵抗となります。
また、粘度が気温とあってないと燃費が悪くなります。

雪道などを走る際にエンジンのかかりにくさと燃費低下は致命傷です。できる事なら避けたいです。

粘度が低くなればそれだけで潤滑の抵抗を軽くしてくれます。

よって冬の際は粘度の低いエンジンオイルを選びたいところです。

選ぶ際は地域の冬の平均気温を見て決めてください。

エンジンオイルの見方はいたって簡単。

「10W-30」と記載されているとします。

この前の数字“10W”は外気の最低気温を表しています。

+10と考えてよいでしょう。「10W= -20℃」となります。

“W”はウィンターの頭文字です。

次に“30”ですが、これは順番からしたら高温時の温度です。

こちらはそのままです。「30=30℃」
※これはあくまでも外気温の目安です。

この数字を基準に選べば自ずと選択するオイルが決定されます。

ちなみにオイルの値段が違うのは精製物とグレードによって変わってきます。

しかし、この場合はメーカーの純正を使用されることが最も好ましいでしょう。

エンジンの特性を知っているメーカーだからこそ、相性の良いオイルを作れます。

一番相性が良いと考えてよいでしょう。

2.バッテリー

バッテリーが冬の時に上がらないように対策をしなくてはいけません。

万が一雪の中で通行車両も少ない場所でバッテリーが上がった場合、下手をしたら遭難になることだってあります。

最悪の事態を招かぬように事前に確認することが大切です。

まず、バッテリーは寒さに弱いことを覚えておいてください。

寒さに弱いのはバッテリーの仕組みに関係しています。

バッテリーは化学反応によって電気を放電、充電をします。

この化学反応を起こす液体が寒さや熱さに弱いのです。

冬のみならずバッテリーの消耗は常日頃から注意をしておきましょう。

セルを回した際にかかりが弱い場合やライトの光が弱くなり、暗く感じる。

などの症状が出ている場合はバッテリー自体が弱っています。

もしくは液体が少なくなっていると考えられますので、バッテリーのチェックを行ってください。
※バッテリーが消耗しているかなどは電圧を調べてるとわかります。12V以下を示している場合は交換をしたほうが良いでしょう。

冬はバッテリーの活動が多くなりますので、面倒がらずに確認をしてください。

エンジンオイルを夏のままにしていると粘度が高いままです。

セルを必要以上に回さないといけなくなるため、バッテリーの消耗が激しくなることも併せて覚えておくといいでしょう。

3.冷却水

エンジンの温度は高くても低くてもいけません。

一定の温度を保つようにします。しかし、エンジンは動いているので、熱を持ちます。

この時にエンジンを冷やす役割をしてくれるのが冷却水(ラジエーター)です。

ラジエーターに入っている冷却水はただの水ではなく、気温が低くても凍らない液体が入ってます。

これは地域によっては凍らない液体濃度が違います。

それにより寒い地域に行った際に冷却水が凍ってしまうことがあります。

凍ってしまうとラジエーターの破損に繋がります。

暖かい地域から寒い地域に行く際は冷却水のチェックを怠らずにしておきたいですね。

地域の違う中古車などを購入した際などには冷却水の事を頭に入れておくといいでしょう。

※冷却水が少なくなって応急処置として水を入れた方は絶対に濃度が低くなっているので
冷却水の交換をしてください。そのままだと凍結をします。

4.ウォッシャー液

フロントガラスの汚れを取る際に必要となるのがウォッシャー液です。

特に冬などにはその使用頻度は多くなります。

車を安全に走行させるためにもウォッシャー液のチェックをしておきましょう。

普段からウォッシャー液を専用の液で補充している方はそこまで気にする必要ありません。

水を使用している方は凍結の恐れがあるので、確認してください。

冬用のウォッシャー液もありますので、そちらを入れるのも良いでしょう。

車の冬対策は意見多そうに思われますが、一度行っておけばそのシーズは大丈夫です。

面倒がらずにメンテナンスを行ってください。

特に冬は命の危険に繋がります。

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