ペダルの踏み間違いを防止するには？
近年アクセルの踏み間違える事故が取りざたされております。
特に高齢者の方が目立って事故を起こされていると報道されています。
ですが、これは高齢者に限った事ではありません。
若い方でもペダルの踏み間違えは起きています。
ここでは事例を見つつ踏み間違えをどのようにすれば防止できるのかを紹介していきます。
ペダルの踏み間違えによって起きる事故例
1.駐車場の車止めを乗り越えて店内に
コンビニ寄ろうとバックで駐車をしている際に、アクセルとブレーキを踏み間違え店内に突っ込み、店内で買い物をしていた人を巻き込んだ事故が発生。
2.空から車が降ってきた
車を立体駐車場に停車する際にアクセルとブレーキを間違え、さくを越えて下の階に転落。
バックで入ったことが幸いし運転手は大事に至らなかった。
3.停車している前の車に激突
前の車が発進しているのを見て発進。
前方の車が停止したので、慌ててブレーキ。
しかし、ブレーキをアクセルと踏み間違い、前方の車に衝突。
ペダルの踏み間違えはどの場面で起きる？
上記の事を踏まえるとバック時やわき見運転・運転の注意をそらす行為などをしている時に発生することが多い。
これはあくまでも考察をした結果でありますが、バックを行う際に後方確認を目視（カラダをねじって後方確認）することで、自分が踏んでいるペダルがわからなくなり、その結果踏み間違えるのではないでしょうか。
他には、注意散漫になることでブレーキとアクセル、どちらを踏んでいるのわからなくなり、ペダルを踏み間違える結果に繋がると考えられます。
これは高齢者であろうが若者であろうが、年齢関係なく事故が起きてます。
ただ、踏み間違えの割合は高齢者のほうが多い結果になっているのは確かです。
事例をふまえて対策を考える
どのようにすればペダルの踏み間違えを無くせるのか、ドライバーの方全員に起こり得ることですので、考えなくてはいけません。
1.バック時にはブレーキに足をかける
バックをする際、多くの方はカラダをねじり後方を目視で確認し、車庫や駐車場に駐車をします。
そのさいに踏み間違えが起きます。
これは九州産業大学の松永勝也教授が行ったシュミレーションでも多くの方が踏み間違える結果になっています。
この踏み間違えを回避するには、後方を確認しないでバックをすることですが、それでは後方の安全が確保できません。
考えられる対策としては、自分自身でルールを決めることが良いでしょう。
バック時にはクリープ現象のみでバックをするなどと決めるのも良いでしょう。
足はブレーキペダルの上に置いておればいいので、万が一踏み間違えてもブレーキがかかるだけです。
2.注意散漫による踏み間違え
こちらは車に集中することで防げます。
できる限り車の集中を妨げる様なものを排除することが大切です。
最近では、携帯電話がわき見運転のきっかけ作りをしていると言えます。
携帯電話を走行時に使用しないようにしまうなどして対策するのもよいでしょう。
3.根本的にペダル操作を変える
教習所で教わった操作方法では、右足だけでアクセルとブレーキの操作をします。
これを右足と左足に分けて操作することでアクセルとブレーキの踏み間違えを回避します。
これには賛否両論あり絶対の対策ではないです。
とっさの動作の際にごちゃごちゃになり操作を誤ることがあるとも言われています。
急ブレーキをかけた際に同時に踏むことで停止する距離が長くなると指摘もあります。
※これに反論する声もあるのでどれが正しいとは言われていません。
一つの考えとしてとらえておくといいと思います。
ペダルの踏み間違えを回避してくれる車
最近では車が踏み間違えを感知し回避をしてくれるものも出てきてます。
まだ、すべての車に搭載されている分けでもありませんし、システムも完璧ではないです。
今後、開発が進み多くの車に搭載がされることになると考えられています。
開発が進めば踏み間違えによる事故も減ると期待されています。
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