坂道でのフットブレーキの使いすぎは危険です!正しいブレーキの使い方
フットブレーキを使いすぎるとどうなるか。
大体内容が予想できるなぁ・・・、という方はまとめで答え合わせしてみてください!
はい、皆さんは車を運転しているとき、どのようにして速度を緩めますかね?
フットブレーキで止まってはいませんか?
確かに楽ですからね。
足で軽く扱えますし、すぐに止まることができますし非常に便利ですよ。
車に乗りたての頃はこういうブレーキの使い方をしていたなぁ・・・なんて思う方もいらっしゃるのでは??
かくいう私は子供の頃、父親に「車に乗り始めたらフットブレーキを使いすぎるなよ」と釘を刺されたことがありますが、何のことだかさっぱりで理由も考えずに聞き流していましたが・・・。
ええ、これって実は危険なんですよね。
P.S. ありがとうお父さん、アドバイスするには早過ぎたと思うがな・・・(笑)。
もちろん、止まること自体が危険という意味ではないのです。
フットブレーキを使い過ぎてしまうことが危険なのです。
何故なのでしょう。
それはフットブレーキのメカニズムを理解すると良いと思います。
ブレーキのメカニズム
フットブレーキはどのようにして作用しているのでしょうね。
それはブレーキパッドとブレーキディスクが接して止まるようになっているのです。
そのとき、それら同士で摩擦するわけですから、当然熱が発生しますね。
その熱がブレーキパットの耐熱制限を超えるとどうなるでしょう?
ええパッドが摩耗して、当然ブレーキが効きにくくなります。これは大変危険ですね。
この状態になることを「フェード現象」というのです。
さらに、フェード現象が起きているにも関わらずガンガンとフットブレーキを使い続けるとどうなるのでしょうかね。
ブレーキパットとブレーキディスクの熱が、今度はそれらを押し出すピストンと繋がった部分(ブレーキフルード)にも伝わってしまうのです。
ちなみにブレーキフルードというのは、内部にある油圧でブレーキパッドを作動させる(押し出す)のですが、それが沸騰して気泡が発生するわけなのです。
そうなるといくら踏んでも気泡を踏むことに力が使われるため、ブレーキが完全に効かなくなります。
これはペーパーロックと言われるものですが。
このような状態になる前になんとかしましょうね。
「じゃあ、フットブレーキ以外でどうしたらいいんだよ!!」
はい、フットブレーキを使わずにエンジンブレーキを使いましょう!
車はアクセルを踏まなければ自然に遅くなり、次第にゼロに近い速度に近づいていきます。
これをエンジンブレーキと言うのです。
つまり回転数の問題ですね。
ギアがローに近づけば近づくほど回転数は少なくなります。
とまあ、手短に説明するとこのような感じですね。
MT車でしたらギアがローであればエンストしますよ。
この性質?を利用します。
これを積極的に使いましょう!
少なくともフットブレーキが消耗するような走行にはならないはずなのです。
速度を出せばエンジンブレーキでは止まり切れませんから拠ありません。
ですから早い段階で速度を調整しておく必要がありますね。
どのような速度で走っていても同じく言えることで重要なのはブレーキを使い分けることですね。
皆さんの心がけで危険を減らしていきましょう!
まとめ
最後にまとめていきます。
- 実際の運転でフットブレーキを使いすぎないこと
- エンジンブレーキを積極的に使うこと
こんなところですかね。
今回の説明でブレーキのシステムはおおむね把握して頂けたと思います。
要はブレーキというのは消耗品だから大事に使ってね!ということです!(端折りすぎ??)
大事に使えばお金も浮きますからね、安全も守れてお得なカーライフを送りましょう!
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