寒い日の車の運転で気をつけること

寒い日は中々エンジンがかかりにくいものです。

そう言うときはちょっとしたコツでかかりやすくなる場合があります。

やり方は、キーを点火位置まで一気に回すのではなくて、一旦ONの位置で数秒止めてから点火位置まで回します。

そうすると、すんなりエンジンがかかりますよ。

昔の車は暖機運転が必要でした。

暖機運転とは、気温の低い日に５分〜１０分くらいエンジンをかけて、エンジンを一旦暖めてから発進させる運転方法の事です。

最近はエンジンの性能が上がってきたので、暖機運転をする必要はないとされています。

冷えたエンジンでも燃料の噴射量を制御する事でエンジンの性能を維持できるようになってきているのです。

しかし、いくら性能が向上したからと言っても機械には違いがありません。

エンジンは熱膨張を計算に入れて設計されているので、冷えたエンジンでは微小なガタつきが発生してしまいます。

エンジンをかけてすぐ走り出すようなことはできれば避けた方が良いでしょう。

車の取扱説明書にもエンジン温度が安定するまではアクセルを強く踏み込まないようにと書かれています。

つまり、かつてのように暖機運転は必要ありませんが、エンジンが適度に暖まるまでの１〜２分は優しい運転を心がけた方が良いと思われます。

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