査定の見積書はこうして読め！

中古車買い取り業者に査定を依頼し、一括請求サイトを利用するとたくさんの見積が届きます。

この時に届いた見積書をどのように見たらよいかわかわないと困ると思います。

多くの見積書からあなたの納得のいく査定額になっているか読み取ることが必要になります。

ここでは車を査定依頼し、届いた見積書の見方について説明します。

より高額で納得のいく価格で売却できるように見積書の見方を良く理解しておきましょう。

この記事の目次

見積書の価格はあなたが売りたいと思っている車の状態によって大きく変わってきます。

この見積書の価格はどうやって決まってくるのでしょうか？

車の査定の際にチェックされるポイントを知っておきましょう。

チェックポイント	項目
車検証、自賠責保険	製造メーカー、車名、ボディカラー、年式、走行距離、車検等
外装の状態	傷、へこみ、色あせ等
内装の状態	タバコやにおい、シートのシミ等。においが酷いと査定のマイナスポイントになりやすいです。
装備品	カーナビ、ＥＴＣ、エアコン、オーディオ等
エンジンルームの状態	オイル漏れ、ベルト周り
パーツ、純正品	社外パーツは好みがあるため、査定のマイナスポイントになる可能性があります
付属品	取扱説明書、整備保証書、スペアキーなど購入時についていた付属品です
事故や修復歴	事故歴があると大幅に価格に影響してきます。ただし軽度の修理の際は査定額にもさほど影響しません。

※多くの中古車買い取り業者が安く修理できる仕組みがあるため、軽度の傷やへこみ程度であれば、そのまま修理せずに査定に出した方が良いでしょう。

いくつかのチェックポイントから各中古車業者が査定額（見積価格）を提示します。

査定額が気になるようでしたら、中古車買い取り業者になぜその査定額（見積価格）になっているのか確認してみると良いでしょう。

多くの業者に査定を依頼すればするほど、中古車買い取り業者により見積価格が異なっていることに気づくでしょう。

見積書だけでなく、査定書も見たいと思うかもしれません。

どういった査定結果でこの値段になったのかを知りたいですよね。

しかし、通常は査定書を見ることはできません。

査定書には、どの部分に注力してどの様な評価をするかと言った、車買取店のノウハウが詰まっているものです。

車買取店は、ライバルの店に勝つために日々知恵を絞っているので、販売戦略が読み取れる査定書を開示したくないのが本音なのです。

どうしても、査定書が欲しい場合は、(財)日本自動車査定協会に依頼するとよいでしょう。

しかし、料金は有料になります。

また、営利目的をもった査定ではないため、車買取店で提示される査定額より低い価格が提示される傾向があります。

あくまで、過去の補修歴などを調べる手段と思って良いでしょう。（査定額は参考程度にしておきましょう。）

(財)日本自動車査定協会への依頼は、自動車販売店協会や運輸支局陸運事務所が窓口になっています。

同じ車なのに査定額に差が出るのはナゼなのでしょうか？

中古車買取店ごとに販売ルートや在庫状況が異なり、その時に欲しい車が異なります。

そして、中古車買取店にとって欲しい車であるほど高値の査定額を提示してきます。

つまり、見積書の査定額を見ると、あなたの売りたい車を、特に欲しがっている中古車買取店を見つけることができるのです。

そのためには、より多くの中古車買取店に査定を依頼し見積もりをもらうことがとても重要となります。