中古車のエンジンのチェックポイント

中古車を購入する前に必ずチェックしておきたいポイントの一つがエンジンです。

車は走って当たり前ですけど、そもそもエンジンがかからなかったり、エンジンに問題があったら意味がありません。

いくら車のデザインが気に入り価格がお手頃でも、エンジンの状態がよくない車を買うという方はほとんどいないと思います。

見た目がどんなにきれいな車でも、実際にエンジンをかけてみると不具合が見つかる場合があります。

エンジンのチェックを怠ると、購入後に多額の修理代が発生したり、もしくは廃車なんてことにもなりかねません。

この記事の目次

エンジンのかかり具合をチェックしましょう。

中古車として長期展示されている際は、「なかなかかからない・・・」なんて場合もあるかもしれません。

一度でなく、何度かエンジンをかけてみて、かかり具合を確認するようにしましょう。

一度だけの確認で「少しおかしいかな？」と判断するのでなく、何度かエンジンをかけなおしてみるのです。

また、エンジンのかかり具合が万全な際も、このエンジンのチェックだけでエンジンの状態を判断することはおすすめしません。

エンジンは音や振動も確認する必要があるからです。

車のエンジンをかけ、エンジン音を確認しましょう。

この際にボンネットをあけ、エンジンの音をよく聞きましょう。

この際に、エンジンが「カラカラカラカラ」、「キュルキュルキュル」のような微妙な音がしたら要注意です。

販売店のスタッフに相談しましょう。

エンジンのかけ始めは、モーターの回転数が早めです。

エンジンをかけたままでしばらくしてくると、エンジンも安定し回転数も落ち着いてきます。

エンジンの回転数が落ち着いているはずなのに、微妙な音がする際は要注意です。

この際も販売店のスタッフに相談しましょう。

ボンネットをあけ、エンジン音を確認し異常が感じられなかった場合は車を実際に走らせてみましょう。

中古車はたいてい試乗できると思いますが、公道が難しい場合でも展示場内や駐車場内の移動だけでも車に乗ってエンジンの状態を確認することをおすすめします。

試乗の際にチェックしておきたいのが、車の振動です。

エンジンをかけ、停車したままの状態では分からなかった、エンジンの振動が確認できる場合があります。

試乗の際は普段の運転で行う動作をすべて確認するようにしましょう。

右折、左折、車線変更、原則、後退、ブレーキを踏む等いろいろ動作を確認しエンジンに振動を感じないかどうか確認しましょう。

試乗の際は、販売店のスタッフが車に同乗する場合が多いですので、その場でエンジンの異常について確認したほうがよいですね！