車のタイヤは前輪と後輪に４つ付いています。

タイヤの交換は4本同時が原則と言われています。

安心して車に乗るために、タイヤの状態もしっかりチェックしましょう。

タイヤのメーカーが４本一緒がどうかをチェック

タイヤは４輪が均等に摩耗するのではなく、加速、ブレーキ等により前輪駆動車の場合は前輪のほうが摩耗しやすいです。

前輪が摩耗した際は後輪のタイヤとローテーションを行います。

タイヤのローテーションを行うことによって、タイヤを長く使えるようになるのです。

その後タイヤの消耗時期になれば、４本のタイヤを同時に交換している方が多いと思います。

しかし、突然のパンクが発生し１本だけ違うメーカーに交換した等の場合はそのままの状態になっている可能性もあります。

１本だけ違うメーカーのタイヤを使うと、ほかのタイヤと性能や性質が異なるため、編摩耗の原因になります。

さらに、メーカーが異なるタイヤのまま走行していると走行にも影響してきます。

サイズ、メーカーが同じであってもタイヤの外径が違うことが多いのです。

タイヤが異なるメーカーのまま走行していたとなると、以前のオーナーさんは車への知識が乏しかった可能性が考えられます。

そうなるとタイヤだけだなく、ほかの部分も不安になってきますよね。

ですので、４本のタイヤが同じメーカー、サイズ、外径であるかどうかはとても重要なので必ずチェックしましょう。

また、４本のタイヤをチェックする際に次のことにも注意すると良いでしょう。

タイヤのスリップサインをチェック

タイヤの溝の中にあるスリップサインを確認しましょう。

同じメーカーで揃っていても、タイヤの溝がほとんどなくて、すぐに交換が必要な場合もあります。

この「スリップサイン」が現れたタイヤは、法律上交換することが義務付けられています。

タイヤの交換は必要経費だと思い、すぐに交換するようにしましょう。

販売店によっては、お手頃価格で交換してくれる可能性もあるので中古車販売スタッフに相談しましょう。

また、スリップサインの判断が難しい場合も販売スタッフに相談してみると良いでしょう。

タイヤの摩耗や劣化をチェック

タイヤのひび割れ等の摩耗や劣化がないかチェックしましょう。

摩耗や劣化のある場合もタイヤの交換が必要です。

タイヤは通常３〜４年ほどたつと、ゴムの硬化がはじまります。

これがひび割れの原因となっています。

タイヤの寿命は一般的に４〜５年といわれているため、タイヤの交換時期の確認も必要です。（走行していなくても、タイヤは劣化します）

その時は、タイヤのメーカー・サイズ・外径もきちんとチェックしておくと良いでしょう。

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