【詳細解説】車検証の見方
source: wikipedia
車を運転するときに必ず持っていなければならない車検証ですが、車検のときや事故を起こしてしまったとき以外に見る機会はまずありません。
しかし、車検証にはその車に関する詳しいことがたくさん記載されています。
あまり機会が無いから、といってほったらかしにせず、1度はチェックしてみましょう。
とは言うものの、車検証は車に関する難しそうな番号や言葉が並んでいてぱっと見では分からないことだらけですので、ここで普段私たちに関係のある項目に絞って説明していきます。
この記事の目次
「自動車登録番号または車両番号」
一番上の左端です。
ここにはナンバープレートと全く同じ内容が記載されています。
「登録年月日/交付年月日」、「初年度登録年月」
登録番号の右隣です。
「登録年月日」は新規登録、または名義変更がされた日付が記載されています。
「初年度登録年月日」はその車が新車登録された年月のことです。
よく耳にする「○年式」はここの年を指します。
ここに記載されている日付から13年以上経過した車は自動車重量税が高くなり、18年経過するとさらに高くなるので注意してください。
「自動車の種別」、「用途」、「自家用・事業用の別」、「車体の形状」
「初年度登録年月」の右隣です。
「自動車の種別」以外は自家用車ですとあまり関係ないかもしれません。
「自動車の種別」には普通、軽、大型などの種類が記載されており、ここに書かれている種別によって車検費用が変わってきます。
「用途」には自家用、貨物用などの用途、「自家用・事業用の別」には自家用か事業用か、「車体の形状」には箱形、ステーションワゴンなどの車の形が記載されていますが、一般の自家用車である場合、これらの欄はあまり関係がないかもしれません。
「車名」
2段目の左端です。
一般的な車の名前が書いてありそうですが、そうではなく車のメーカーの名前が記されています。
「乗車定員」、「最大積載量」、「車両重量」、「車両総重量」
「車名」の右隣です。
これらも、一般的な自家用乗用車にはあまり関係ありません。
貨物用の車には「最大積載量」が記載されていますが、乗用車は空白になっています。
そして「車両重量」に記載されている重さを元にして自動車重量税が変わってきます。
「車体番号」
3段目の右端です。
この番号は車にとっての指紋のようなもので、同じ番号の車は存在しません。
この番号によって車を識別できるようになっているのです。
車検証だけでなく、エンジンルームなど車体にも記されています。
「長さ」、「幅」、「高さ」
これらは車庫証明をとるときに必要なものです。
この欄に記載されている数字を元に車庫証明が出されます。
「前前軸重」など
「高さ」の隣です。
前後のタイヤにかかる重さが書かれていますが、ここは通常ではあまり関係ありません。
「型式」、「燃料の種類」、「種別区分番号」など
4段目にはその車のエンジンの種類や排気量、燃料の種類などが記載されていますがここも普通に使う上ではほとんど関係ないでしょう。
「所有者の氏名又は名称」、「所有者の住所」
5段目と6段目です。
その車の所有者に関する事柄が書いてあるので、通常であれば使用者のことが書いてあるのですが、ローンで車を購入した場合などはローン返済が終わるまではディーラーやローン会社の名前と住所が書かれています。
「使用者の氏名又は名称」、「使用者の住所」
7段目と8段目です。
所有者と使用者が同じ場合、この欄は「***」となっていますが、先ほど説明したように、車がローン返済中で所有者がディーラーやローン会社となっている場合は、ここに購入者の情報が書かれています。
「使用の本拠の位置」
9段目です。
こちらも、普通に使う分にはあまり関係ありません。
住民票に記載されている住所以外の自分名義の土地で使用する場合にはここに記載があります。
「有効期間の満了する日」
10段目です。
一般乗用車の車検証においてはここが一番重要だと言えるでしょう。
ここに記載されている日付までに車検を受けなければ、車検切れとなりその車で公道を走ることは違反となります。
フロントガラスのステッカーにも期限が記載されていますが、こちらは年月だけで日にちは分からないので、車検証のこの欄でできちんと車検の期限を確認しておかなければなりません。
「備考」
一番下です。
登録をした陸運支局や、前回の車検時の走行距離などが記載されています。
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