エンジンオイルの交換時期の目安
エンジンオイルはエンジンの潤滑や冷却、気密の保持、清浄分散、防錆防食などの役割をしています。
エンジン内部の金属の摩擦で起こるせん断(金属が摩耗した粉)や、混入した水分、エンジン燃焼後の煤などで少しずつ劣化していきます。
定期的に点検や交換、補充が必要になります。
この記事の目次
エンジンオイルの交換時期
エンジンオイルの交換時期は自動車の種類や使用状況によって違いがあります。
また、自動車やエンジンオイルなどの種類により違いがありますので、取扱説明書の確認も必要になります。
更に、環境の影響もありますので、北海道と沖縄ではかなり違ってきます。
例えば沿岸部と内陸部では塩害(オイルパンなどが錆びやすくなる)という違いもありますし、積雪量などでもかなり違ってしまいます。
エンジンオイルの状態は直接エンジンに影響を大きく与えてしまうものなので、定期的に点検が必要になります。
下記にエンジンオイルの交換時期の目安の表を示します。
エンジンオイルの交換時期の目安(自動車の種類や使用状況による違い) |
||||
---|---|---|---|---|
使用状況 |
通常使用走行 |
悪路、、山道、長距離等の走行 |
||
自動車の種類 |
走行距離 |
走行期間 |
走行距離 |
走行期間 |
ガソリン車 |
1万5千キロ位 |
1年間位 |
7千5百キロ位 |
6か月位 |
軽自動車(ガソリン) |
1万5千キロ位 |
1年間位 |
7千5百キロ位 |
6か月位 |
ガソリン車(ターボ) |
5千キロ位 |
6か月位 |
2千5百キロ位 |
3か月位 |
軽自動車(ターボ) |
5千キロ位 |
6か月位 |
2千5百キロ位 |
3か月位 |
ディーゼル車(ターボ) |
1万キロ位 |
1年間位 |
5千キロ位 |
6か月位 |
※おおよその参考目安になります。
エンジンオイルの状態
エンジンオイルの状態はエンジンオイルの点検の他に、エンジンのかかり具合やエンジンの異音、低速走行時の具合加速時の具合排気ガスの状態などでも異常がわかることもあります。
エンジンオイルは通常の使用をしていても熱や摩擦などの影響を常に受けていますので、量は少しずつ減っていきます。
エンジンオイルの状態が良くても量が少ない時は補充しておくと良いでしょう。
過給器付きのエンジンの場合
ターボやスーパーチャージャーなどエンジンに高回転、高負荷、がかかる種類の自動車の場合は特にこまめな点検と整備が必要になってきます。
エンジンオイルの点検方法
エンジンオイルの点検はエンジンオイルレベルゲージで行います。
まず、レベルゲージを一度引き抜いてオイルを拭き取ります。
再度差し入れもう一度抜き取ったレベルゲージの先端に付着したオイルの状態を確認します。
エンジンオイルの量は先端の穴(F)と穴(L)の中間にあるようであれば十分です。
減少の量が大きい場合はオイル漏れが、増加の量が大きければ燃料や冷却水などの混入が考えられますので早めに整備工場で見てもらうようにしましょう。
エンジンオイルの性状は色が黒ずんでいたり、粘度が低いようであれば劣化がすすんでいるので、交換時期と判断できます。
エンジンオイルの性能
エンジンオイルの性能は一般的には10w-30のように表示され、低温時の始動性や動粘度を示しています。
粘度が高ければ高温でも気密・潤滑性能を維持できますが、各自動車メーカーで指定されたものの使用する方が問題が少ないです。
エンジンオイルの種類
エンジンオイルの種類はエンジンの形式により、4ストロークガソリンエンジン用オイル、ディーゼルエンジン用オイルなどがあります。
ベースオイル(基油)の種類や割合などの違いで鉱物油(ミネラル)、合成油(シンセティック)、部分合成油(セミシンセティックなど)、植物油などがあり、合成油が低音流動性、せん断安定性、大量生産性などの点から多く使用されています。
エンジンオイルフィルター
エンジンオイルフィルター(エンジンオイルエレメント)もオイル同様に汚れ(詰まり)ますから、エンジンオイルの交換回数2回に対して1回程度のフィルター交換も必要です。
-
車を高く売る方法
私が愛車のフィットを一括査定を使って査定依頼してみたら、21万6000円も高く売れました!
1秒で最高額の査定結果をスグに知ることができます!
-
車を超高く売る方法
私が愛車のプリウスを一括査定を使って査定依頼してみたら、32万5000円も高く売れました!
スグに最高額の査定結果を知ることができます!
-
安い保険に入る方法
私が自動車保険に入る時に一括見積もりしてみたら、23万8900円も安くなりました!
5分で一番安い自動車保険をスグに知ることができます!