ブレーキパッドの交換時期と日常点検

Changing my brake pads

ブレーキパッドは摩擦により薄くなるので、定期点検と共に、交換が必要となる部品です。

交換の目安はブレーキパッドの厚さが2ミリ前後となった時になります。

ブレーキパッドが磨耗(残り2ミリ以下)したままの状態での走行は、制動力が減り事故にもつながるので、非常に危険な行為となります。

きちんと日常点検を心がけましょう。


ブレーキパッドとは

ブレーキパッドとは、ディスクブレーキの部品の一つです。

ブレーキキャリパーとブレーキディスク(ローター)の間にある部品となります。

油圧でブレーキパッドがブレーキディスク(ローター)を押さえ付けることによって、制動の役割をします。

ブレーキパッドの摩耗

ブレーキペダルを踏むたびにブレーキパッドはブレーキディスクに押し付けられるので、摩耗します。

こうしたパッドの摩耗はフェード現象(制動力の減少)の原因にもなります。

ブレーキパッドの点検方法

ブレーキパッドは、タイヤ(ホイル)を外すとブレーキディスク(ローター)を掴むように装着されています。
 
そして、ブレーキパッドはブレーキキャリパーの内側にあるので、前輪ハンドルを回す(ジャッキアップしているときは車外に立って動かす)と見やすくなります。

ブレーキキャリパーの中央に一つ、上下に二つの点検口があるので、そこからブレーキパッドを見ることができます。

摩耗した残粉や泥汚れなどで見えにくい場合は、洗浄をしてからチェックしましょう。

ブレーキパッドの厚さは新品で10ミリ位なので、残りの厚さが2ミリ前後である場合は、交換が必要になります。

走行距離(10万キロ)や12,24か月ごとの法定点検の時にチェックされますが、各々ブレーキの使用回数や方法が異なるため、日常的に点検をしておく方が良いでしょう。

ブレーキパッドの摩耗を知らせる機能

パッドウェアインジケーターとブレーキ警告灯により、ブレーキパッドの磨耗が運転者に伝わる仕組みとなっています。

パッドウェアインジケーターは多くのブレーキパッドに付けられていて、パットがすり減ると、このパッドウェアインジケーターがブレーキローターを引っ掻いて、金属音を発するようになります。(ブレーキパッドが2ミリくらいになると作動します)

また、パッドに電線を埋め込んでおき、磨耗により断線すると磨耗警告灯を表示する車もあります。

ちなみに、この警告灯システムは電気式パッドウェアインジケーターと呼ばれています。

ブレーキの種類

ブレーキにはディスクブレーキとドラムブレーキがあり、制動装置としてのブレーキパッドはディスクブレーキに装備されています。

ドラムブレーキにはブレーキパッドと同様の役割をするブレーキシューが装備されています。

また、ディスクブレーキは前輪に多く付けられており、ドラムブレーキは後輪に付けられることが多く、スポーツカーなどは前輪も後輪もディスクブレーキのものもあります。

ブレーキキャリパーの種類

ブレーキキャリパーは作動の違いで油圧式と機械式があり、構造の違いでは 対向ピストン、モノブロック、フローティングがあります。

ブレーキパッドの種類

ブレーキパッドは成型の方法の違いでレジンモールドと焼結があり、多くの自動車にはレジンモールドが使用されています。

レジンモールドの材料はチタン、カリウム、コークス、グラファイト、ゴム、フェノールなどで、樹脂であるため摩擦による高温で分解し摩耗していきます。

ブレーキパッドのブランドは各自動車メーカー(トヨタ、ホンダ、日産、BMWなど)のほかボッシュ、アケボノ、TRD、Dスポーツ、オートエグゼ、ロレックス、BBB、モンキー、ニスモ、ダズリン、無限などがあります。

他にブレーキ装置で摩耗するもの

ブレーキ装置では、マスタ・シリンダ、ホイール・シリンダ、ブレーキディスク、ブレーキキャリパー、ブレーキドラム、ブレーキシュー、ライニングなども摩耗します。

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