純正のキーとスペアキーが揃っているか確認する

新車購入時には純正のキーとスペアキーが揃っている状態での購入なので心配ありません。

しかし、中古車の場合は違います。

前のオーナーさんの使用状況によってはキーやスペアキーが純正ではない可能性もあります。

マスターキーは純正でもスペアキーは紛失してしまったため純正でない場合や、マスターキーもスペアキーも純正ではないことは十分に考えられます。

車が走れば問題ないのですが、きちんと確認しておくに越したことはありません。

この記事の目次

中古車の場合、スペアキーの付いていない車が多いようです。

以前のオーナーさんが紛失しそのまま売却したんでしょうね。

スペアキーがないと、万一の時に困ってしまいます。

また、家族で共有で車を使用する方もキーが1本では不便です。

もし、前のオーナーさんがどこかで紛失していた場合、盗難の可能性も否定もできません。

では、純正のキーが揃っていない場合はあきらめないといけないのでしょうか？

そんなことはありません。

純正のキー、スペアキーは作成することが可能なのです。

新しく純正のキーを作成することももちろん可能です。

万一、盗難防止装置付（イモビライザー）の場合は、ディーラーに車検証をもっていき新規のキー追加を発注する必要があります。

多くの場合、1台につき最大5コマでスペアキーを作ることができます。

新車時に2個は作成していますので、実質残り3個は作成可能です。

もし以前のオーナーさんが追加で純正キーを作成した場合はこの限りではありません。

ディーラーでキーを作成する際にはもちろん費用が発生します。

車種やキーの種類もよりますが、数千円から1万円を超えるキーもありますので事前にきちんと確認しましょう。

特殊なキーなので街中にある合鍵屋さんで作成したスペアキーではエンジンはかかりません。

上記以外の、イモビライザー機能のない鍵は街中にある合鍵屋さんで作成可能です。

ただし、オートドアロック機能の利用はできません。

オートドアロック機能付きの鍵の場合もイモビライザー同様にディーラーで発注する必要があります。

中古車なので、純正のキーが揃っていないのは仕方ないとあきらめる必要はありません。

以前のオーナーさんがきちんとした方であれば、純正のキーとスペアキーもそのままの状態で売却しているはずです。

キーが揃っていれば、ますます安心して購入することができます。

さらに、購入後に自分でキーを作成しないといけないわずらわしさもありません。

ですので、中古車の場合は必ず「純正のキーとスペアキーが揃っているかどうか」確認しましょう。