はじめてのユーザー車検(費用・書類・メリット)
車にはなにかとお金がかかる場面が多いです。
買うだけでも大きな買い物ですが、それに税金や維持費、ガソリン代などもかかります。
2年に1回受けなければならない車検費用は車にかかるお金の中でも大きな割り合いを占めているでしょう。
車検の際の法定費用だけでなく、車検を依頼する工場やディーラーに払わなければいけない工賃もあります。
しかし、車検は必ずしもどこかに依頼しなければいけないというものではありません。
自分で車検場で検査を行い、項目をクリアすれば新しい車検証をもらえるのです。
自分で行えば工賃の分だけ浮くので、かなりのお金を節約することができます。
これがユーザー車検なのです。
ユーザー車検の手順
まず、車検日の予約をします。
約1週間前までに電話で車が登録されている陸運局で行ってください。
また、国土交通省のホームページでもできます。
そして当日までに車検に通るように車の整備を自分で済ませます。
同時に車検に必要な書類も準備します。
必要な書類は車検証、自賠責保険証(新旧2枚)、自動車納税証明書(継続審査用)です。
新しい自賠責保険証は当日に陸運局近くの代書業者で手続きを行い、書いてもらいましょう。
予約日になったら車検場に行きます。
車検場の近くには車検と同じ項目をチェックしてくれる予備検査場と呼ばれる工場があります。
車検の前にそこで事前チェックを行うのもいいでしょう。
相場は1500~3000円前後です。
当然ですが、予備検査場で大丈夫だからといって車検に通ったことにはならないので気をつけてください。
予備検査場で何か引っかかった場合、車検に通ることはまずないと考えましょう。
車検場に到着したら書類記入です。
自動車検査票、自動車重量税納付書、継続審査申請書、定期点検整備記録簿です。
定期点検整備記録簿は、法定点検の方を前に受ける場合は不要です。
印紙を購入して各書類に貼付後、窓口に提出します。
その後にいよいよ点検ラインに車を入れることになります。
まずは検査官と呼ばれる担当者によって。車台番号やエンジンの型式が車検証と一致しているかのチェックが行われます。
次にさまざまな機械が揃っている検査ラインに車を入れ、検査官の指示通りに車を操作します。
ひと通り終わったら、記録器で検査表に結果を入力し、書類を提出します。
問題がなければ車検証とステッカーを受け取って終了ですし、なにか不備があった場合は自分で整備をして再検査となります。
1回の事前申請で3回までしか再検査を受けられないので注意してください。
ユーザー車検のメリット、デメリット
ユーザー車検の一番のメリットはやはり、車検費用を抑えられることでしょう。
車検を業者に依頼して行うと、法定費用だけでなく工賃もかかり、大きな出費となってしまいます。
車検費用のうち、工賃だけでも無料にできるのですからユーザー車検を行うとかなりの節約になります。
しかし出費を抑えられるその分、ユーザーの負担が増えます。
まずは車検を行う前に自分で車検に通るように整備をしなくてはなりません。
そして点検そのものも自分で行います。
それに万が一何か不良箇所があるとなったら、自分で直すか車検場近くの整備工場に整備を依頼しなければなりません。
ですから、自動車についての知識がある一定以上備わっている人しかユーザー車検はできないのです。
また、整備をするにあたって特殊な工具が必要なのでそれを持っていなければ事前整備もできないことになります。
そして、車検場は平日しか開いていないので、平日に時間があり、車についての知識もあって車検費用を節約したい人しかユーザー車検をすることができないと言えます。
しかし現状でユーザー車検をすることができない人でも、これから車についての勉強をし、ユーザー車検をすることができるようになるかもしれません。
そうすれば自分の大事な車についての知識も増え、車検費用も節約できるので一石二鳥ですね。
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