【まとめ】ナンバーの紛失と再発行の方法

事故などで車のナンバーが破損し数字が読みとれなくなった場合や、盗難や脱落などで紛失してしまった場合、ナンバーの再交付の手続きを行う必要があります。

ナンバーをつけない状態や表示されている字が見にくい状態で公道を走行した場合、道路運送車両法第19条違反により、50万円以下の罰金を科される可能性があるのです。

再交付の理由が破損か紛失かによって違う手続きや書類が必要になります。

再交付前のプレートを返却できるかどうかがポイントです。

破損などで返却できる場合は同じナンバーでの再交付、紛失で現物が手元になく返却できない場合は番号変更を伴う再交付になります。

また、返却できる場合でも番号や文字が判別できないほど汚損してしまっている場合には番号変更をしなければなりません。

手続きは各陸運局、車検場で行います。

軽自動車の場合は軽自動車検査協会に申し込むことになります。

どちらの場合もかかる費用は申請書代と新しいナンバープレートの実費、合わせて1500～2000円程度です。

地域によって違うのであらかじめ確認が必要になります。

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同一ナンバー再交付に必要なものは申請書、手数料納付書、車検証、身分証明書、印鑑、返却するナンバープレートです。

また、車検証に記載されている所有者ではなく、代理人が申請を行う場合は委任状も必要になります。

窓口には通常ですと計2回行かなければなりません。

1回目はナンバープレート以外の書類や印鑑を持参して行きます。

申請書と手数料納付書は当日に窓口で手に入れてから書きましょう。

申請してから4、5日程度で新しいプレートができます。

古いプレートを陸運局に持参し、交換する形で新しいプレートの交付となります。

ここで注意が必要なのは、後方のプレートも交換する場合です。

前方のナンバーだけ取り替えるなら全て自分で作業をしてしまっても構いませんが、後方プレートも取り替える場合、封印がしてあるので自分で行うことができません。

後方プレートを取り替える場合、新しいナンバープレートを受け取るときは車体も車検場ないしは陸運局に持って行く必要があります。

後方プレートの取り外しは申請場所の敷地内に限り、自分でできますが封印は担当者にやってもらわねばなりません。

新しいプレートの申請の前にまず、申請の理由が紛失の場合は警察署への届け出をしなければなりません。

届け出た警察署名、受理番号、届出日時が再交付の際に必要になるからです。

また、発見された場合は返却することへの同意もします。

ナンバープレートが盗まれていた場合、犯罪に利用される可能性も高く、書類上の所有者である人がとばっちりを受けることもあるので、警察への届け出はなるべく早く済ませましょう。

必要なものは申請書、手数料納付書、車検証、身分証明書、印鑑、自動車税申告書、ナンバーを紛失してしまった理由を記載した理由書です。

盗難による紛失の場合は先ほどの警察へ届け出た際の受理番号等を理由書に書きます。

手順としては前項の同じナンバーの再交付とあまり変わりません。

しかし、ここで注意が必要なのは新しいプレートを受取りに行く際、必ず車も申請場所に持って行かなければならないということです。

新ナンバーを交付してもらう場合はどちらを無くしたかに関わらず、必ず前方と後方の両方を取り替えなければなりません。

後方プレートには封印をしなければならないので必然的に車検場や陸運局に車を持って行く必要があるのです。

そして車のナンバーを紛失しているので、その車で向かうことはできません。

そのため、業者に依頼して積載車で運ぶか、仮ナンバーを取得してからその車を運転するなどして、申請窓口に向かいましょう。