慣らし運転

昔は新車を購入したらならし運転をする必要がありましたが、現在の車はならし運転をする必要がありません。
ならし運転はエンジンのシリンダーの研磨をなじませる効果を狙って行われていましたが、研磨技術の向上でそれが必要なくなったことが大きな要因です。
また最近の車はコンピュータ制御で燃料調整やエンジン回転数、シフトタイミングの調整をしているので、新車時でもエンジンへの負荷を心配せずに運転することができます。

タイヤならし（皮むき）

新しいタイヤはゴムの表面が固くてグリップ力がまだ弱い状態です。
本来のグリップ性能を発揮できるようになるまで、約100kmの走行は必要になってきます。
タイヤならしと言っても特別な乗り方は必要ないのですが、最初のうちはグリップ力が弱いんだなと思って注意して運転する必要があります。
特に雨や雪の日などには特に注意を払う必要があります。

ブレーキ

ブレーキはディスクをパッドで挟み込むことで制動力を生み出しています。
新車時はこのブレーキパッドが馴染んでいません。
パッドを馴染ませてディク表面にコーティング皮膜を形成することで安定した制動力を生むようになります。
新車時でももちろんブレーキは効きますが、馴染んでくると安定したペダル感覚でブレーキをかけれるようになります。

エンジンオイル

新車を購入後の初回のエンジンオイルは約5000kmを目安に交換すると良いでしょう。
購入したときに入っているエンジンオイルは新車用に特別な添加剤が入っているので通常のエンジンオイルよりも走行距離が短めで交換する必要があります。
その後の定期交換は10000kmで良いでしょう。

サスペンション

新車時はどうしてもサスペンションが固くて乗り心地もしっくりきません。
サスペンションは約200km走行すると馴染んでくるようです。
それまでは、なるべく段差の多いところは避けて運転するとよいでしょう。

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