交通事故のデータからわかる4つの事故発生傾向
発生傾向をまとめると、大まかに4つの気になる点が浮かんできます。
それぞれ見ていきましょう。
高齢者
まずは事故に遭う高齢者の割合が非常に多いということです。
高齢者の増加は日本では社会問題になっていますね。
どうやらお隣の国でも同様に起きているようですよ。
人口の規模が違うだけに、あちらの方がなかなか深刻ですね。
高齢化に伴い事故の被害に遭う方の年齢層も高齢化します。
実際のところ、事故件数は減少傾向ですが、高齢者の事故発生件数は増えています。
具体的にどのように起きるのかを調べると、高齢者の運転によって事故が起きるのではなく、歩行中に起きるようなのです。
認知能力の低下によって事故に遭いやすいかもしれません、周りがどれだけお年寄りを巻き込まずに、事故を回避できるかということが重要です。
自転車
二つ目は自転車の事故が多いということです。
自転車は誰もが気軽に乗ることができる乗り物ですよね。
近場であれば車のようにガソリンもいらないし、すぐに行きたいところに行けますから、重宝している方も多いのではないでしょうか。
しかしながら、便利な反面事故も気安くなっているようです。
交通事故の負傷者でもっとも多いのが自転車事故だということをご存知ですか。
確かに、子どもから大人まで幅広い年齢層の方々が乗りますので、相対的に分母が大きくなります、当然と言えば当然でしょう。
小さなお子様が事故にときは頭部を負傷する場合が多いそうです。
幼稚園などの送り迎えを自転車でする際はお子様にヘルメットをかぶせてください。
自転車事故の原因は大体の場合周囲の安全不確認です。
イヤホンなどしながら走行するのは控えましょうね。
また、皆さんは自転車に乗るときに車道と歩道のどちらを走っていますか?
自転車は軽車両ですので、なるべく車道を走らなくてはいけないのですが、実際のところ道が細いなどやむを得ない場合は歩道を走っても良いわけです。
これは危険だと思いませんか?
確かに、自転車に対する規制は数年前よりも厳しくなっています。
自転車に乗る場合は安全運転に徹してください。
首都高速
三つ目は首都高での事故が非常に多いという点です。
JAFによると1kmあたりの事故件数を調べると4.98件だそうです。
つまり、約5件にも上るわけです。
これはさすがに多すぎますね・・・。
スピードが乗っているので、些細なミスが命取りになります。
ですので、国道に次いで事故件数が多いのです。
飲酒事故
最後に飲酒事故です。
一つごとの衝撃が通常の衝突事故とは違って大きいものですから、飲酒事故は死亡事故につながる確率が非常に高いです。
しかしながら、飲酒運転は平成13年から二度の罰則強化と行政処分の強化があり、減少傾向にあります。
具体的には平成13年度から10年間で25,400件から5,029件の減少です。
約三分の一に!!
また、それに伴って死亡件数も格段に減っているようです。
このように行政処分や規制が厳しくなるのと同時に、飲酒運転がどれだけ危険かといった人々の関心が高まり、社会的に飲酒運転を無くしていこうというような流れができてきていますよね。
こういうような動きがあることで事故が減るのは非常に良いことです。
ところで、お酒離れの若者と飲酒運転事故との因果関係はあるのですかね?
非常に興味深くはありますが・・・。
まとめ
以上がデータからわかることです。
実際に数字を見てみると根拠が正確なので事故の原因や置かれた状況がわかってきますよね。
高齢者のように加齢とともに生じる問題を抜本的になくしていくのは難しいですが、個人の意識や日ごろの行動を改善するだけでも事故を少なくしていくことができます。
ひとりひとりがリスクヘッジに徹することで社会的に交通安全への意識が変わるのです。
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