高齢者と子供に起き得る事故とは?


13.Accident.10thMarylandAve.NE.WDC.15March2013

こどもや高齢者の事故について

テレビや携帯でニュースを見ていると、子どもやお年寄りなどの事故が多いと思いませんか?

中には目を背けたくなるような事故も見受けられます。

しかしながら、喜ばしいことに事故率は年々減っています。

事故率の13年連続減少、というデータのみで判断すると改善傾向に向かっているように思えます。

しかしながら、その一方で高齢者の死傷率は減ってはいないのです。

とても良い傾向に向かっている、とは言い難いですし、等閑視できることではありません。

これは一つのデータだけで判断してはいけないという良い例ですよね。

確かに高齢化社会から“高齢”社会に突入した日本の課題は高齢者が危険に巻き込まれるリスクを減らすことだと個人的に思います。

実際のところ、データにもあるように子供と高齢者の交通事故率は少なくありません。

何故なら、子供は状況認知能力が低いですし、それに視野が狭いということもあるでしょう。

児童が通学中に事故に遭ったなどの心痛ましい事例はニュースでもよくありますね・・・。

まあ、これに関してはドライバーに過失があることが多いですが。

一方で高齢者もまた加齢とともに認知能力が低下していくということはご存知の通りかと思います。

高速道路の逆走は高齢者の割合が非常に多いのです。

このような事実があるなかで、高齢者の免許返納を推奨している市町村もあるのです。

対応策としては悪くないと思います。

認知能力の低下や高齢によって発生する様々な問題は自分では完全に把握できませんし、何か起こってからわかることが多いですよね。

その予防策として、事故を根本から減らしていくにはこれは重要ことだと思います。

が、田舎で一人暮らしのお年寄りの方にとっては中々難しいでしょう。

実際私の祖母もそのうちの一人で、住んでいる場所が交通の便の悪いところですので、車は手放し難いといっていました。

というように、問題解決には時間がかかるようです。

具体的な事故

高齢者と子供に多い事故を見ていきましょう。

車に乗っているときの事故も確かにあるでしょうが、歩行中や自転車に乗っているときの事故が多いのです。

特に高齢者の方(65歳以上)ですね。

自動車に乗っているときの事故よりもダントツで多いのが歩行中での事故なのです。

また子供が事故に遭う時間帯にも注目です。

中学生以下の年齢では平日の15時~18時や休日が多く、中学生は7時~9時と16時~19時の登下校時に事故に遭うケースが多いといえます。

幼児は親同伴でいることが多いのですが、小学生ともなると外に出て友達と遊びに行くことも多く、必ず親がついているわけではなくなりますよね。

子供は先述のとおり、認知能力が低いため、安全確認をせずに道路に飛び出したりしますよね。

私も自転車に乗っているときに、急に子供が走り出してぶつかりそうになった経験があります。

無事事故にはならなかったのですが、このように先の読めない行動をするのも子供の特徴です。

やはり、子どもが歩いているところではできるだけ自転車から降りて進まなければいけないですね。

車で通学路や子供が頻繁に通る場所では速度を十分に落として、日が落ちてくる時間は中学生が事故に遭いやすい時間帯となりますので、しっかりライトをつけておくなど、細心の注意を払う必要がありますね。

何にしてもそのような道を通らないということを選択肢としていれておくのも悪くないでしょう。

まとめ

高齢者や子供に直接注意喚起をするのも手ですが、根本的な解決とは言えないですよね。

歩行中の事故が多いとわかった以上、ドライバーにもかかわっています。

ですから、事故の起こりにくい環境を周りで作り出していくことが大事なのです。

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