クルマにかかる税金(自動車取得税・自動車重量税・自動車税)
自動車にはさまざまな種類のお金がかかります。
車検や維持費用、燃料代や保険などとともに大きな割合を占めているのが自動車にかかる税金です。
自動車関係の税金は2種類に分けられます。
車を購入したときに払う税金と持っているだけでかかる税金です。
納付先も国や都道府県などさまざまです。
お金のことですからどのような税金が自分の車にかかるのかしっかり把握しておきましょう。
自動車取得税
これは、自動車を購入するときのお金に都道府県が課す地方税です。
税率は購入価格の3%です。
消費税はまた別となります。
この時、注意が必要なのが購入価格についてです。
購入価格とは実際に車を買うときに支払った額ではありません。
車種やグレードによってそれぞれの車の価格があらかじめ決められています。
その価格に0.9をかけた数字が自動車取得税を計算するときの「取得価額」になります。
その価格に新車登録からの経過年数に応じた残価率をかけるというものです。
新車購入時は基準額×0.9が取得価額になります。
そして1年経過した車にはさらに0.681をかけた数字が取得価額です。
つまり基準額が500万円の新車の場合、500万×0.9=450万が取得価額になり、その3%の13万5000円が自動車取得税となります。
1年経過すると、450万に0.681をかけて306万4500円が取得価額です。
その3%にあたる9万1935円が自動車取得税になります。
取得価額が50万円以下の車は非課税となります。
6年以上経過した車は残価率が0.1となり、先ほどの500万円の車の場合でも500万×0.9×0.1=45万が取得価額になるので自動車取得税は非課税です。
自動車取得税は様々な問題点が指摘されており、消費税が10%に引き上げられる際に廃止する予定となっています(2015年2月現在)。
自動車重量税
自動車重量税は、車を持っていると課税される国税です。
車検証に記載されている総重量に基づいて計算します。
自家用自動車は0.5トンごとに毎年4100円、新車登録から13年以上経過した車は5400円、18年以上経過した車は6300円となります。
また、一番新しい燃費基準をクリアした車は減税措置がされ、0.5トンごとに2500円となります。
さらにエコカー減税がされることもあります。
軽自動車は13年未満車で3300円です。
車検を受ける際に新しい車検の有効期間分を一括して前払いします。
使用する予定がないために車検を受ける必要がない車などには課税されません。
自動車税
自動車税は自動車の排気量に課せられた地方税です。
自動車税も車の所持に課税されます。
ここで注意が必要なのは自動車税は車を持っているだけで納税の義務があるということです。
自動車重量税は車検の際に支払う税なので車検を受けない車は払う必要がありませんでしたが、自動車税は車検を受ける受けないにかかわらず、課税されます。
つまり、もう使わない予定の駐車場に置きっぱなしにしている車にも課税されるということなので注意してください。
排気量が1000cc以下の車は毎年29500円で500ccごとに5000円~8000円ずつ増えていき6000cc以上の車は111000円となります。
軽自動車はすべて7200円です。
自動車税にもエコカー減税があり、適用されると50~75%減税されます。
納税時期は地方によって違いますが5月末です。
それまでに納税通知書が郵送されるので、都道府県の納税窓口で支払いましょう。
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