ヘッドライトバルブの種類と交換時期について
ヘッドライトは、進行方向を明るく照らすだけではなく、対向してくる自動車や歩行者、自転車、バイクなどに存在を知らせる役目もあります。
自動車の運転者が十分に安全確認できるような状態を維持しなければなりません。
自動車の運転者が前方を暗く感じたり、見えにくかったり、対向車からのパッシングなどがある場合は何らかの問題があるかもしれません。
この記事の目次
ヘッドライトとは
ヘッドライトは前照灯のことであり、ヘッドランプとも言われ、進行方向が暗いとき(夜間、夕暮れ、明け方、トンネル内などに)前方を明るく照らす照明器具になります。
ヘッドライトは上向きと下向きがあり、上向きはハイビーム(走行用前照灯)といわれ、前方100mにある障害物が確認できるように照らす性能が求められています。下向きはロービーム(すれ違いビーム)といわれ、前方40m位を照らします。
ハイビーム(走行用前照灯)の投光の色は、ホワイト(白色)と道路運送車両の保安基準の細目第198条三に告示されています。
ヘッドライトバルブとは
ヘッドライトバルブは、ヘッドライト(前面左右)に装備してあるバルブ(電球)です。
ヘッドライトバルブの種類
ヘッドライトバルブには、ハロゲンやHID(メタルハライドランプ)、LED、レーザーヘッドライトなどの数種類があり、明るさや寿命などの性能に違いがあります。
下記におおよその特徴の表を示します。
種類 |
LED |
HID |
ハロゲン |
---|---|---|---|
明るさ |
明るい |
最も明るい |
他より暗い |
寿命 |
2万時間以上位 |
1万2千時間位 |
5千時間位 |
価格 |
高い |
高い |
安い |
取付 |
バルブのみ |
他にキットが必要 |
バルブのみ |
ヘッドライトバルブの交換時期
近年はバルブの寿命(ライフサイクル)は伸びてきており、あまり頻繁に交換する必要があるとは言えません。
定期点検や車検(12,24か月)の時や見え方(暗くなったなど)があった場合に検討が必要となります。
ヘッドライトバルブを長持ちさせるために、信号待ちや停車時に消灯しても、現在使用されているものでは、あまり効果がないと言われています。
ハイビームにしたまま、対向車の運転者が眩惑しなければよいと思われます。
ヘッドライトの汚れ
ヘッドライト(レンズやカバー)が汚れると、明るさが減りますので特に夜間、夕暮れ、明け方、トンネル内などの走行前には汚れを取る必要があります。
ヘッドライトバルブの点検
運転者がヘッドライトをハイビームにして点灯を確認したり、走行時に100mくらい先がよく見えているかなどしてチェックします。
定期点検や車検(12,24か月)の時は、ハイビームを前方100mにある障害物が確認できるように照らす性能があるかを整備工場などで行います。
ヘッドライトは前方左右に装備されているものですので、左右両方点灯する必要があります。
消灯したまま走行すると整備不良、交通違反となるばかりではなく、交通事故の危険性が大きく高まります。
また、視認性と被視認性の確保のため左右同色でなければならないとも規定されています。
自動車の前面(フロント)には、ヘッドライト(ヘッドランプ)の他にターンシグナルランプ、コーナリングランプ、クリアランスランプ、フォグランプなどが装備されています。
ヘッドライトバルブの交換方法
ヘッドライトバルブの交換は、ヘッドライトの方式やバルブの種類により異なるところがあります。
ここでは2灯式について簡単に説明します。
バルブが固定されているコネクターやゴムカバーを外し、コネクターに付いている固定フックからスプリングを押しながらバルブを取り外します。新しいバルブを古いバルブと替えて元に戻します。
消灯直後は熱いので、冷却されてから軍手など装着して行います。
また、ハロゲンやLEDからHIDに交換する場合は、専用のキットが必要になります。
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