事故歴と修復歴の違いと注意点
中古車を購入する際に気になるのが、事故歴があるかどうかだと思います。
大手の中古ディーラーでは事故車に巡りある事は少ないですが、事故車を専門で取り扱う業者もあるので、中古車市場にはある一定数の事故車はマーケットに存在しています。
ここで気をつけておきたいのが、事故を起こした車が全て事故車として取り扱われているのではないという事です。
何故ならば、事故を起こした車の所有者は、その車を売却する際に、事故を起こした事を買取業者に伝える義務がないからです。
つまり、事故歴だけを見ていては正しい価値判断ができないという事になるのです。
そこで、注目するのが修復歴です。
修復歴は車を販売する際に必ず購入者に伝えなければならないルールとなっています。
基本的にプライスボードには、修復歴があるかどうか表示されているので、すぐに判断できます。
また、修復箇所は査定士が見ればすぐに分かるので、ごまかし様の無い指標と言えるでしょう。
状態図と一緒にチェックすれば正しい価値判断をすることができます。
事故歴 | 事故をしたかどうか。 売却する際に所有者は事故があったかどうかを申告する義務は無い。 |
修復歴 | 走行に支障をきたす様な損傷を修理したかどうか。 販売店は修復歴があるかどうかを購入者に伝える義務がある。 |
しかし、全ての修復が修復歴となるのではありません。
ちょっとしたかすり傷を修復した程度は修復歴には入らないのです。
一般に修復歴として見なされるのは、走行に支障をきたす様な損傷を修復した場合になります。
修復歴の基準とチェック箇所
事故歴や修復歴があると、著しく中古価格は安くなります。
ですので、修復歴に含めるかどうかの判断基準は業界団体※で決められています。(※日本自動車査定協会、自動車公正取引協議会、日本中古自動車販売協会連合会)
- サイドメンバ
- クロスメンバ
- インサイドパネル
- ピラー
- ダッシュパネル
- ルーフ
- フロア
- リアフロア
- ラジエータコアサポート
No | 骨格部位 | 修復歴とするもの | 修復歴としないもの |
---|---|---|---|
1 | ラジエータ コアサポート |
交換されており、かつコアサポートと隣接するインサイドパネルに凹み、クロスメンバーに曲がり、凹み、サイドメンバーに曲がり、凹み又はその修理跡があるもの | |
2 | クロスメンバー |
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3 | サイドメンバー |
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4 | インサイドパネル ダッシュパネル |
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5 | ピラー |
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6 | ルーフ |
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7 | センターフロアパネル フロアサイドメンバー |
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8 | リアフロア |
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