ATFの交換時期と交換方法(ATショックが出たら点検しよう)
ATレバーをPからR、RからDなどのようにシフトチェンジした時にショックを大きく(強く)感じたり、タイムラグ(遅延時間)が大きい場合などは異常があると思われます。
また、燃費の悪化には道路状況や走行状態(急発進急停車など)、エンジンオイルの劣化、タイヤの性能や状態、燃料の性質、積載重量の増加などいろいろありますが、ATミッションの異常も原因である場合があります。
ATFの不具合
ATレバーを動か(シフトチェンジ)した際に少し間がある、ショックが多き場合は、AT内部にある油圧バルブなどのメカニズム自体の故障の可能性が考えられます。
ATFの劣化・不足
ATF(オートマチックトランスミッションフルード)の点検をした際、規定量より不足していたら、補充しますが、量が規定量であっても劣化していれば交換します。
AT(オートマチックトランスミッション)の内部の部品が摩耗すると、シフトチェンジ時のショックやギクシャク感を感じたり、燃費が悪化し最悪の場合シフトチェンジ不能となります。
規定量より不足していたら、漏れている可能性が高く、量が増えている場合は混入の可能性が高いので、整備工場に点検してもらいましょう。
また、長期使用でも自然に減少するものではないので、整備工場に点検してもらい異常がなければ補充します。
規定量であって汚れもない場合は、車輌に合っていない可能性があります。
CVT(無段階変速機)やDCT(デュアルクラッチトランスミッション)などは、専用のフルードが使用されているので注意が必要です。
ATFの種類は、自動車メーカーごと、車種ごとに調整されていますので、適正なATFが使用されるのが正常な作動の前提となります。
アイドリングアップ
エンジン始動直後やエアコン作動時は、アイドリングアップのため一時的にアイドリング回転数を高め排出ガスを浄化するということもあるので、ショックなどを感じる場合があります。
シフトチェンジショックの確認は十分な暖機アイドリングの後、水温計(C)COLD低温=青色ランプが消灯してから行います。
エンジンが初動時やエアコン作動時のみの一時的なものであれば、アイドリングアップの影響であるため異常ではないでしょう。
ATF内の不純物劣化したフルード・内部の部品の摩耗したカスなどが増えるとスムーズに作動しなくなり、変速はおろか、走行も不能となり、修理代も高額になります。
ATF(ATフルード)とは
AT内部を満たしており、歯車(遊星歯車式など)の潤滑や冷却の役割とバルブ類にかかる圧力制御をしており、エンジンオイルとは違い、赤か緑などに着色されています。
ATミッションの点検方法
ATF(オートマチックトランスミッションフルード)の点検整備は、エンジンオイル同様にオイルレベルゲージで測定します。
ATミッションの点検方法として、シフトジェンジの異常と燃費の悪化やATF(ATフルード)の点検などが挙げれます。
ATF(ATフルード)の点検方法
まず自動車を水平な場所に停車し、エンジンを回したままシフトをPレンジにしてサイドブレーキをかけます。
エンジンルームを開けレベルゲージで点検しますが、HOTの目盛で確認するため、エンジンをかけたままにしてATFを十分に暖めます。
エンジンが暖機されたらエンジンルームを開けATFレベルゲージを引き抜いて汚れ等を確認します。
最初にレベルゲージを引き抜いたら先端を拭き、差し戻し、もう一度引き抜いたらHOT側の目盛を見てオイルの状態を確認します。
フルードの量は、レベルゲージ先端のHOT側の目盛にある穴(F)と穴(L)の間に付着が認められれば十分であり、フルードの色は黒くなるほど劣化進んでいると判断できます。
また、レベルゲージを抜き差しする時には、ゴミや髪の毛、糸くずなどの異物混入に注意しましょう。
劣化したATFは潤滑性能が落ちてしまい、摩耗材(クラッチとブレーキバンドなど)減少させてATミッションの摩耗がすすみ、故障の確率が高くなってしまう場合もあります。
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