ガソリン自動車とハイブリッド自動車における車体構成部品の違い
近年化石燃料の枯渇により、ガソリン自動車に変わるエコを重視したハイブリッド自動車の産業進出が業界において盛んになってきています。
ガソリン自動車とハイブリッド自動車とでは一体どのような変化が見られるのか、ここではそれを各自動車の構成部品の違いについて説明していきます。
もっとも大きな違いは動力と動力源
ガソリン自動車の核となるのがガソリンとエンジンです。変わってハイブリッド自動車の核となるのは電気モーターとエンジンです。
ハイブリッド自動車のエンジンには2種類あり、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンがあります。
昨今では、CO2の排出を抑えたハイブリッド自動車が注目されており、乗用車をはじめバスやトラックなど、企業の中にもハイブリッド自動車の導入が進んでいるようです。
パワートレイン
パワートレインとは、ドライブトレーンともいいエンジンで作られたエネルギーをタイヤに伝える装置です。
ハイブリッド自動車や電気自動車の普及に伴い、よりエネルギー消費の少ない高効率なEV専用パワートレインの開発も進んでいます。
ブレーキ
ガソリン自動車のブレーキは、ブレーキサーボを利用したブレーキの力を増加させる装置が搭載されています。
一方ハイブリッド自動車では、まだ記憶に新しいHONDAが2013年9月に発売した、世界最高水準の低電費を謳ったフィットにも搭載された電動サーボブレーキがあります。
電動サーボブレーキとは、車が減速する時にブレーキを踏んだエネルギーを電気に換えて、直接モーターを動かして車を停止させるというものです。
ステアリング
ステアリングとは、車体の進行方向を変えるための舵取り装置のことをいいます。
ガソリン自動車では、油圧式パワーステアリングが従来採用されてきましたが、S-VSC搭載車両ではその限りではなく、電動パワーステアリングが採用されています。
油圧式パワーステアリングとは、エンジン出力で油圧ポンプを回転させ、その油圧をギヤに内蔵されたパワーシリンダーに送って、ラックバーのアシストを行います。
電動式パワーステアリングは以下のように3種類あります。
*ラックアシスト…ラック部分に直接アシストを行うタイプ
*ピニオンアシスト…ステアリングラックをギヤを介してアシストを行うタイプ
*パワーアシストユニット…ボールネジを使い、モーターが直接ステアリングラックのアシストを行うタイプ
ハイブリッド自動車では、電動パワーステアリングが採用されています。
その他、車を構成する部品
サスペンション
サスペンションとは、路面の凸凹を車体に伝えにくくするための緩衝材と、車軸の位置を定め車体の安定性をはかる役割を持つ部品です。
タイヤ
主なタイヤの種類と特徴
*スポーツタイヤ…グリップ力とコントロール性に優れた運動性能を持っているタイヤ
*スタッドレスタイヤ…凍結した道や雪道を安全に走るために開発されたタイヤ
*コンフォートタイヤ…快適な乗り心地を重視したタイヤで、路面からの衝撃を吸収し、静かな走行が可能
*エコタイヤ…タイヤの抵抗を低減させて、燃費の向上を図ったタイヤ
ハイブリッド自動車は本当のところエコではない
驚くべき事実として、ハイブリッド自動車は本当のところはエコではないと言われています。
その理由として、ガソリン自動車は車体1台に対して使われる部品点数が約3万個であるのに対し、ハイブリッド自動車はこの10%増しの部品を使って作られているためと言われています。
何故部品点数が増えるとエコではないのでしょうか?
その要因は、製造にかかる労働力のコストと、製造工場で使用される燃料が石油燃料であり、結果としてより多くの資源を消費しているという点があげられています。
化石燃料の枯渇とともに急がれる燃料資源に代等する技術力の発展に伴い、自動車生産大国である我が国では、製造の現場から消費者である私達の意識改革と、さらなる技術の向上が期待されています。
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