車のボディをサビから守る方法と修復方法について
自動車は走行時常に、飛び石や水(塩分を含む)にさらされることになりますから、少しずつではあっても、錆(腐食)ついていくことになると言えます。
特に、融雪剤や凍結防止剤などが散布された道路の走行は、錆びやすい状態にさらされやすいと言えます。
ボディの錆を防ぐには、防錆鋼板の使用、洗車、ワックスやコーティング剤で表面を覆うことなどさまざまな方法があります。
この記事の目次
錆とは
錆びるメカニズムは、鉄に水と酸素が付着すると金属イオンが電気化学反応し酸化物(FeOOH)ができるということです。
金属は腐食を避けることは不可能ですが、潮風が吹く海岸沿いでも日常的なメンテナンスにより、サビから自動車を守ることが可能になります。
最近の自動車は、防錆性能が向上しボディ鋼板には、塗装面に傷や剥がれがない限り、錆が発生する可能性は、格段に低くなっています。
鋼板の防錆加工
鋼板の防錆加工は、金属被覆であり電気メッキと溶融メッキにわかれ、電気メッキは家電等に溶融メッキは自動車等に施されます。
現在では日本の自動車メーカー多くは、GA(合金化処理溶融亜鉛鍍金鋼板)を採用し、ヨーロッパなどでは、GI(溶融亜鉛鍍金鋼板)を採用しています。
GA(合金化処理溶融亜鉛鍍金鋼板)
GIの課題であった亜鉛の腐食が早く、塗膜が膨れて外観を損なうことや複雑な形状の成形が困難であるなどを克服した鋼板であり、多くの日本の自動車メーカーで採用されています。
GI(溶融亜鉛鍍金鋼板)
亜鉛鍍金鋼板上に亜鉛粉などの防錆顔料を含む樹脂を塗装した鋼板であり、おもにヨーロッパで自動車の外板パネルを中心に使用されています。
非常に高い防錆性能があり、車体穴あき保証12年をうたい、人手による樹脂シーラ大量塗布をなくすことでコストダウンも実現しています。
どんなに優れた鋼板でも金属であり、自動車を走行させれば飛び石や水(塩分を含む)にさらされることは避けられませんから、こまめにメンテナンスすることでの防錆は何らかしら必要です。
メンテナンス方法
メンテナンスは洗車やコーティング、塗装などあり、自分でもできるレベルから専門家に依頼するレベルまでいろいろあります。
洗車する
錆びやすい状態を少しでも短くするために、こまめに洗車する(水で洗い流す)ことが防錆の秘訣と言えます。
特に、融雪剤や凍結防止剤などが散布された道路の走行は、錆びやすい状態にさらされやすので、走行後できる限り早めに塩分等を洗い流します。
コーティングする
防錆鋼板が使用されていることから、洗車をするだけでもかなり錆は防げると思われますが、更にコーティング剤を使用することで防錆効果を高められます。
スプレータイプ
とにかく簡単にという場合は、洗車後の濡れたボディにスプレーして洗い流す、液体ワックスやコーティング剤というものもあります。
コーティング剤
効果を長持ちさせたい、汚れからしっかり保護させたいという場合は、コーティング剤を使うと、水滴がレンズ状の形になりにくく、塗装面へのダメージを防止する効果も得られます。
滑らかな表面が得られるフッ素系や、輝くような艶のある仕上がりのガラス繊維系、保護効果が高い皮膜が得られるガラスコーティング系といろいろ種類があります。
ワックス
自然な艶を維持したい場合は、ワックスを使用しますが、塗装面の保護、清浄、艶出しなどの目的により、固形、半練り、液体などの種類があります。
リペア(補修)
自動車は走行時常に、飛び石や水(塩分を含む)にさらされることになりますから、小さな傷や剥があった場合は、タッチアップペイント(ペン型の塗装用具)などで、リペアしておくとサビの進行を遅らせることが可能になります。
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