車のエンジン型式の種類がわかる!
自動車を語る上で、エンジンは最も欠かせない部分である事は間違いないでしょう。
人間でいう心臓部のエンジンですが、その構造は複雑難解で自動車に興味のない人にとっては、その種類や特徴など全く検討のつかないものかと思います。
そこで、ここでは一般的なエンジンの種類とその特徴をわかりやすく説明していこうと思います。
この記事の目次
内燃エンジンを読み解く① -構造による区分-
エンジンを大き区分すると「構造による区分」「燃料供給方式による区分」「燃料による区分」の3つに大別されます。
まず、構造による区分ではレシプロエンジンとロータリーエンジンに分けられます。
では、この2つのエンジンはどのようなものなのでしょうか?
レシプロエンジンとは
最もオーソドックスなエンジンで、「ピストン機関」「ピストンエンジン」とも言われています。
ほぼ全ての乗用車は、ガソリンエンジン及びディーゼルエンジンですが、その双方がピストン運動を動力としているため総称してレシプロエンジンといいます。
(注1)ピストンエンジンとは、燃焼を爆発させたエネルギーをピストン運動に変換し、それを回転運動に変換して動力源としたエンジンのことです。
ロータリーエンジンとは
燃焼のエネルギーを、ローターと呼ばれる部品を介して直接回転運動に変換するエンジンです。
ひとくちコラム
ロータリーエンジン搭載車として、唯一マツダのRX-8がありましたが、2012年6月生産中止になり、実質ロータリーエンジン搭載車は姿を消すことになりました。
内燃エンジンを読み解く② -燃料による区分-
内燃エンジンで使われている燃料は、ガソリンまたは軽油です。
その燃料の違いにより区分されたエンジンが、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンです。
ガソリンエンジンとは
主として乗用車に使われ、燃料のガソリンと空気を混合させ圧縮させた後、点火プラグで点火させます。
その後、燃焼、膨張という行程を繰り返しするエンジンのことです。
ディーゼルエンジンとは
主として商業用車両(トラックやバス)に使われ、燃料の軽油を圧縮した高温の空気中に噴霧し、自然着火させ動力としています。
ひとくちコラム
ディーゼルエンジンは、トラックやバスに搭載するのが主流でしたが、最近ではクリーンディーゼル車も登場し、市場で注目され始めています。
内燃エンジンを読み解く③ -燃焼供給方式による区分-
インジェクション式とは
コンピューターによって電子制御された燃料噴射装置のことをいいます。
主にディーゼルエンジンに採用されています。
ひとくちコラム
インジェクション式のデメリット→①自分でメンテナンス出来ない、②故障してもメーカーでしかなおせない部品が多い、③故障した場合部品が高額
キャブレター式とは
霧状にした燃料を、動力を利用せず空気と混合させる装置の事をいいます。
主にガソリンエンジンに採用されています。
おわりに
基本的なエンジンの種類や特徴など説明してきましたが、エンジンには他にも多くの種類があります。
自動車の心臓部であるエンジンと、血液であるガソリンの関係など興味を深めてより良いカーライフを送りましょう。
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