エンジンオイル、フルードの役割と日常点検
自動車ビギナーにとって、専門知識のある程度必要とされ点検作業はとても難しいと感じている方も多いかと思います。
しかし、ビギナーに求められる知識は自動車の簡易的な日常点検程度ですので、その後の修理や部品・液モノ類の交換はディーラーや整備工場などのプロに任せると良いでしょう。
ただ、何も異常が無いのに頻繁にディーラーに自動車を持ち込めば費用もかさんでしまいますので、自分で出来るセルフチェックを覚え、そうしたロスを抑える事が肝要です。
ブレーキフルードの役割
ブレーキフルードとはブレーキオイルとも言い、自動車を運転する上で非常に重要な役割を果たしています。
その役割は、運転席でブレーキペダルを踏み込んだ際に生じた油圧の力でブレーキペダルを踏む力を増大させ、ブレーキディスクにブレーキパッドが押し付けられる摩擦力によってブレーキをかけます。
このブレーキシステムによって、油圧を生じながらスムーズな力の伝達を補助する液体の事をブレーキフルードと言います。
要Check!
ブレーキフルードが規定の範囲内で入っていない場合、ヴェイパーロック現象が生じる危険性があります。
-ヴェイパーロック現象とは-
ブレーキ液がブレーキを使用する頻度や期間によって劣化し、沸点が下がる事によって気泡が発生しやすくなります。
その発生した気体のみを圧縮してしまい、圧力が上がらずにブレーキが効かなくなる現象を言います。
急勾配な坂道や、急ブレーキなどでのエンジンに負担のかかる運転をせず自動車に優しい運転を心掛けましょう。
ブレーキフルードの点検
液量のチェックをします。
ブレーキフルードの減少はブレーキパッドの摩耗と比例しているものなので、液面が減少しているということは、ブレーキパッドも摩耗しているとという事になります。
①運転席前方にある、キャップにブレーキ液と表記のあるリザーバータンクを見ます。
②タンクの側面に、MAXとMINと表記されているのでその間のラインに液面があればOKです。
③液面がMINまで下がってしまっている時は注意が必要です。
エンジンオイルの役割
エンジン(心臓)を正常に機能させるためにあるエンジンオイル(血液)の主な役割は、潤滑・密封・防錆・清浄分散・冷却といったものがあります。
エンジンオイルの役割の1つである清浄分散機能により、エンジン内部の汚れを吸着したオイルは黒く変色してしまいます。
オイルが黒く変色した状態のままでいると、清浄分散機能を果たせなくなってしまい汚れの吸着を十分に行えなくなります。
そのため、液量の確認とオイルの色の確認を日常的に行う必要性があります。
エンジンオイルの点検
黒く変色していたり、異物などがあれば交換時期であると考えられます。
点検する前に、汚れの状態が良く見えるように白いウエス(布)を用意しておきましょう。
①点検は出来ればエンジン始動前に行うと良いですが、そうでなければエンジン停止後エンジンが冷え
切ってから行いましょう。
②タンクのレベルゲージを抜き取り、付着しているエンジンオイルをウエスで拭き取ります。
③レベルゲージをタンクの元の位置に戻します。
④再度レベルゲージを抜き取り、先端部分を見ます。オイルの液面がFとLの間に位置していればOKで
す。
⑤オイルの色と異物の有無を確認するため、ウエスの汚れていない部分でレベルゲージを抜き取ります。
おわりに
自動車の走行において重要であるブレーキオイルとエンジンオイルの日常点検は、より快適なあなたのカーライフと、安全な走行を約束するためのものです。
普段から気を付けて点検する事で、一層の快適さと安全性を守れる事でしょう。
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