タイヤの保安基準について｜タイヤサイズの変更方法
車が好きな方には、車イジリが大好きな人、快適な乗り心地を追求する人など・・・、様々いらっしゃるわけですが、この「タイヤ」に対しては必ず何らかのこだわりがあると思います。
タイヤは色々な種類がありますし、季節によって履き替えることも必要ですし、ドライビングにおいては運転技術を除き、「タイヤ」はかなりのウェイトを占めているのではないでしょうか。
ドライビング中は天候変化による路面状況や他車とのコミュニケーションなどの環境の変化は、タイヤひとつでずいぶんと変わって行くものです。
ところでタイヤのサイズを変えたことはありますか？
何やら一見難しそうで、色々な規制がありそうなイメージをお持ちではないでしょうか。
実は、タイヤのサイズを変更することに対しての規制はありません。
オーナー各自で好きなようにサイズを変更できるので、こだわりのある人は自分好みにタイヤを変えているでしょう。
これは好きな人であればどこまでもマニアックにアレンジを加えやすいのでしょう。
では、具体的にどのようにすればよいのでしょうか。
カーショップに行くのが一番早く、そして確実なのですが、とりあえずどのような方法かを知っておくことは必要なことだと思います。
具体的な方法
一般的に知られている方法をご紹介します。
それは「インチアップ」と呼ばれるものです。
これはタイヤの内径のみをサイズアップして、外径をそのままにする方法です。
つまり、タイヤ全体の大きさは変えずに内側にアレンジを加えるということですね。
この「インチアップ」と呼ばれる方法にはメリットとデメリットがあります。
メリットは、ステアリングレスポンスが良くなることです。
つまり、シンプルに運転時にタイヤへの感覚が鋭敏になり運転しやすくなる、ということですね。
デメリットは通常（サイズ変更なしの時）よりも、運転にある種の「硬さ」が感じられる点です。
これらはどこか表裏一体の利点と欠点といった感じがしますね。
一重に好みの問題だと思います。
感覚というのは個人差がありますので、一度試してみるとよいかもしれませんね。
案外試してみなければ自分の好みはわからないものですから。
タイヤのサイズを変更するうえで規制がないとはいいつつも、気をつける点が二つあります。
一つ目はタイヤの外径を基本的に変えないという点です。
これは想像に難くないと思います。
つまり、タイヤが大きすぎるとボディに当たってしまいますし、その他にはスピードメーターへの誤差、といった不具合が生じます。
わかりやすく例えるなら、履き慣れない靴を着用して走ると靴擦れが起きて足が痛く、走っている最中は違和感もあるでしょう。
車も同様です。
ちなみに、外径と内径の差は「－３％から＋２％」までとなっております。
わかりにくい場合は、詳しい方に聞いてみると良いでしょう。
気をつける点の二つ目は、タイヤの横幅を車体に合わせることが必要ということです。
もしもはみ出してしまった場合、どのようなことが起きるかというと、車体やブレーキとの不具合、またそれによる走行不良で事故が起きるリスクが高くなります。
不正改造として注意の対象となります。
整備をしっかりと行い、車に合ったタイヤ選びを巣なくてはなりませんね。
まとめ
一通りタイヤのサイズ変更について書きましたが、いかがでしょう。
先ほど自分好みにタイヤのサイズを変えるとは申しましたが、タイヤとホイールはそれほど自由に変えられるわけではないことがわかるかと思います。
一見したところ、レギュレーションがなく個性を出しやすい場所かと思いきや、案外自由がきかないのですね。
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