リスク細分型自動車保険ってなに – 区分のメリットとデメリット

by Derek Gavey

一般的に自動車の保険料は、事故を起こすリスクによって決まっています。

事故を起こすリスク要因の低いドライバーには割安の保険料が適用され、事故を起こすリスク要因の低いドライバーには割高の保険料が適用されます。

つまり、危険な運転をして事故を起こす可能性の高いドライバーには、より多くの保険料を負担してもらうということになります。

こうした仕組みの保険は「リスク細分型自動車保険」と呼ばれ、日本では1997年に認可されました。


リスク細分型自動車保険の区分

リスク細分型自動車保険は9つのリスク要因に区分されています。

リスク要因 メモ
年齢 年齢区分
性別 男女別
運転歴 事故歴の有無など
使用目的 自家用、営業用、その他
使用状況 年間走行距離など
種別 車種
安全装置 エアバック、ABSなど
所有台数 複数台
地域 北海道、東北、関東・甲信越、北陸・東海、近畿・中国、四国、九州

リスク細分型自動車保険のメリット

「リスク細分型自動車保険」のメリットは、何と言っても保険料の適正化ではないでしょうか。

安全運転を心がけているドライバーとそうでないドライバーが同じ保険料を支払うのは、どうも納得がいきません。

しかし、「リスク細分型自動車保険」であれば、自分の犯すリスクの範疇で適切な保険料を負担することが可能となります。

安全運転の優良ドライバーにとっては、保険料が安くなるので大きなメリットとなります。

一方、若者や自己経験者にとっては、保険料が高くなるのではないかと不安になってしまします。

もちろん、リスクに応じて保険料が高くなることは避けられませんが、過度に負担増とならないようなガイドラインが定められています。

例えば、20代の男女別の事故率を比較すると、男性は女性の2倍以上の事故率となっています。

だからと言って、男性の保険料が女性の2倍以上にならないようにガイドラインで定められているのです。

リスク細分型自動車保険のデメリット

CMなどの影響で、リスク細分型自動車保険にすると保険料が安くなるというイメージを抱いている人が多いのではないでしょうか。

しかし、リスクの高い区分に属したドライバーは、これまで以上に保険料が高くなるというデメリットがあることを認識しておく必要があります。

また、走行距離が極端に短いドライバーでは保険料が安くなりますが、通勤などで日常的に地方で利用するドライバーは走行距離が長くなり、従来の保険料よりも高くなるケースが多くなります。

加入できるのも個人に限られ、法人契約はできません。

また、車種も一般乗用車に限られ、キャンピングカーや改造車なども加入することはできないので、注意が必要となります。

 

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