【まとめ】車の警告灯が点灯した場合の対処方法

自動車の運転席には、メーターパネル（計器類）があり、ドライバーに速度をスピードメーターで、回転数をタコメーターで、危険などを警告灯などで知らせる機能があります。

警告灯が点灯したら、即座に点灯している警告内容を確認する必要がありますので、自動車を停車してエンジンを切り、警告された場所をチェックします。

警告灯の色は国際規格ISOで定められ世界共通であり、赤色＝危険、黄色＝注意、緑色＝安全、温度は赤色＝高温、青色＝低温と目視で即時確認できるようにしてあります。

警告灯は消灯している状態が装置が正常であるということですので、電球切れやシステム自体の不良は、ドライバーが運転時に感知しなければ異常が起きたまま走行することになり危険です。

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エンジンスイッチをONにした位置で警告灯全部を点灯させ、正常か異常かを確認し、その後エンジンを始動し消灯すれば正常です。

警告灯が消灯したままであったり、点灯したままの場合は異常ということになりますから販売店などで点検整備を受けるようにしましょう。

警告灯の種類は、エンジン系、駆動系、ブレーキ系、電装系、その他と分けることができます。

エンジン系には、エンジンチェック、油圧、水温、排気温、予熱、アイドリングストップ、DPF、油量、PGM_FI、エアクリーナー、ハイブリッド過熱、EPC、フューエルフィルター、燃料・水分離器水位、などがあります。

駆動系には、AT油温、４WD、パーキング戻し忘れ、AWD、トランスミッション、クラッチディスクなどがあります。

ブレーキ系には、ブレーキ、ABS、電動パーキングブレーキ、ブレーキパッド残量、バキューム、などがあります。

電装系には、充電、電動パワーステアリング、イモビライザー、オートレベリング、スマートキー、LOCK、LEDヘッドランプなどがあります。

その他には、シートベルト、SRSエアバック、半ドア、燃料残量、燃料フィルター水抜き、パワースライドドア、IMAシステム、パワーシステム、ウォッシャー残量、電制パワーアシスト、キャブチルト、オートライトコントロール、などがあります。

上記のように自動車の種類とともに警告は多くありますが、車種により水温計がないもの、電気自動車やハイブリッド車などでは異なったり、ガソリン車との違いがありますので取扱説明書で確認する必要があります。

下記の表に大まかな異常と対処について示したのでご自分の自動車について取扱説明書との内容を照らし合わせておくとよいでしょう。

マーク	警告灯の名称	点灯の意味（異常）	対処方法
SRS	SRSエアバッグ	エアバッグ等	速やかに販売店などへ
ABS	ABSブレーキ	ABSブレーキ	速やかに販売店などへ
（！）	ブレーキ	ABSを含むブレーキ等	速やかに販売店などへ
（- +）	充電	充電オルタネータ等	速やかに販売店などへ
※	排気温	排気部のオーバーヒート	即座に停車、確認
※	ﾌｰｴﾙﾌｨﾙﾀ	ﾌｰｴﾙﾌｨﾙ水分混入	走行を控え販売店などへ
※	油圧	ｴﾝｼﾞﾝｵｲﾙ圧力不足	即座に停車、確認
※	エンジン	エンジンのｵｰﾊﾞｰﾋｰﾄ等	走行を控え販売店などへ
A/T	ATﾌﾙｰﾄﾞ	ATﾌﾙｰﾄﾞのｵｰﾊﾞｰﾋｰﾄ	即座に停車、確認
※	燃料	燃料残量（5ℓ～以下）	即座に燃料を補給
※	ドア	半ドア	即座に停車、確認
※	ｼｰﾄﾍﾞﾙﾄ	ｼｰﾄﾍﾞﾙﾄ不装着	ｼｰﾄﾍﾞﾙﾄの装着
※	ｳｫｼｬｰ液	ｳｫｼｬｰ液の不足	ｳｫｼｬｰ液の補充
※	EVｼｽﾃﾑ	冷却・EVｼｽﾃﾑ、電制ｼﾌﾄ等	速やかに販売店などへ

マークの※は自動車のパネルメーターと取扱説明書を照らし合わせて確認するようにします。