良い中古車販売店を見極める4つのポイント

中古車選びは販売店選びと言っても過言ではありません。

中古車は一点もの（特定物売買）であるため、中古車の品質については、販売店の情報を信用するしかありません。（新車は一点ものではない（種類売買）であるため、販売店の品質と車の品質はイコールではありません。）

そのため、良い中古車を購入するには、販売店の良し悪しを判断することが必要となります。

この記事の目次

中古車は一台ごとに状態が異なります。

中古車は現物を見て購入を決めるべきですので、必ず展示場に足を運んで選ぶ必要があります。

最近は、ネット情報も充実してきているので、展示場がなくても販売店は運営できます。

しかし、展示場を持っていない（経費をかけられない）ような販売店は避けるべきです。

展示場をもっていれば、そう簡単に撤退できませんので、地域の信頼を得て経営する必要があります。

つまり、販売店をもっているということは、地域に根ざした信頼の持てる販売店の目安となります。

整備工場をもっている販売店は専門知識が豊富です。

仕入れの際に不具合がある車も、きちんと修理されて販売されています。

また、購入後のアフターサービスも充実しているので、安心して購入できます。

展示されている中古車にきちんと手入れが行き届いているか確認しましょう。

ボンネットが汚れていたり、ワイパーにゴミが積もっていたり、タイヤが汚れているような中古車を展示している販売店は避けるべきです。

また、中古車の展示場は野外が多いので、放置するとすぐに汚くなってしまいます。

展示場の手入れは多くの手間とコストがかかるので、きちんと掃除がされている販売店は繁盛店である可能性が高いと言えます。

従って、展示されている中古車だけでなく、展示場にも手入れが行き届いているところは良い販売店と思ってよいでしょう。

自動車販売には業界団体がいくつか設立されています。（日本中古自動車販売協会連合会など）

こうした業界団体は自動車公正取引協議会に加盟していて、「自動車公正競争規約」を順守するようにしています。

この「自動車公正競争規約」は、中古車販売における細かな規則が定められています。

業界団体に加盟している販売店であれば、この規約を守っているので、信頼の一つの目安になります。