エンジンがかかりにくい14の原因と対処方法
エンジンが始動困難な場合は、電気系か燃料系などに原因があり、スターターモーターの回転が遅い、エンジンが掛からないなどの症状は、バッテリーが弱っているもしくは上がっているということになります。
それらの原因と解決法を考えてみましょう。
この記事の目次
スターターモーターやバッテリー
ガス欠を起こすと燃料のパイプラインからも燃料がなくなるため、給油してスターターモーターを回しても燃料はすぐには行き渡らないため、スターターの回転が過剰になり、スターターやバッテリーが弱り、エンジンの始動を困難にします。
バッテリー上がり
バッテリー電圧の低下や放電の原因は、ルームランプやヘッドライトの消し忘れなど以外に、バッテリーの劣化があり寿命は3年くらいとされています。
救援車からブースターケーブルの使用により電力を供給すればエンジンの始動は可能ですが、この対処をしただけでは、始動不能の再発可能性は高いと言えます。
バッテリー不良の前兆と点検
バッテリーの不良は、液量の不足や比重の低下または、寒さによるバッテリー性能の低下が考えられ、スタータモーター回転速度が遅い、エンジン始動まで時間がかかるなどの症状があります。
液量のチェック
液面が半透明のケース側面にある上限と下限のラインの間を見て、減っている(加減を下回っている)場合は、各セルの穴から補充用の蒸留水を上限と下限の中間まで入れます。
電圧のチェック
電圧計を使用して計測し、エンジン停止時に電圧が10ボルト以下であれば充電が必要となります。
比重のチェック
スポイト式の比重計で液を吸い上げ、常温(20℃)で1.26-1.28の目盛にあればよいです。
バッテリー交換
バッテリー交換を行う際は、新しいバッテリーの固定金具を使い正しい位置に取り付けるようにし、取り付け、ナットは工具を使いしっかり締め付けましょう。
新しく取り替えるバッテリーは、容量や端子の違うものを使用すると、バッテリーの高さや端子の形状、端子の位置の違いにより、接触不良でエンストすることがあります。
ヒューズボックス、バッテリー、バッテリーハーネス、オルタネーター(発電機)なども、絶縁の劣化や接続部の緩み、取り付けの不良などがエンストの原因となります。
燃料不足など
スターターモーターが回転してもエンジンが掛からない場合は、燃料不足や水温センサーの故障、または燃料噴射装置の故障の可能性があり、燃料不足以外は修理が必要です。
燃料の入れ違い
違う燃料を入れると、混じった燃料が供給されることになり、エンジンの出力が下がって加速が鈍くなり、黒鉛の排出やアイドリングにも異常が出て、やがてエンジンストップになります。
燃料以外
エンジンが始動しない場合、水温センサーの故障、点火プラグや燃料噴射装置のトラブル等が考えられますが、燃料不足でもエンジンが始動しないこともあります。
燃料ポンプ(モーター)
ガス欠を繰り返すと燃料ポンプが空転して、モーターの潤滑性が失われてしまうために摩擦熱や摩耗による故障してしまいエンジンの始動が困難になり、噴射ノズルや燃料ポンプの交換となることもあります。
インジェクター
シリンダー内に直接燃料を噴射する直噴エンジンは、シリンダー頂点の燃焼温度が最も高温となるためインジェクターの先端ノズルの潤滑が失われ損傷され、始動困難がおこります。
ガス欠
また走行時のガス欠の場合にも、エンジンブレーキがかかったりブレーキやステアリングがエンストによって重くなり動作不能、制御不能も起こることがあります。
AT/CVT/DCT車の場合
PやNレンジ以外ではエンジン始動できないようになっており、誤操作による誤作動を防止しており、MT車は、クラッチペダルを踏まないとエンジン始動しないものもあります。
-
車を高く売る方法
私が愛車のフィットを一括査定を使って査定依頼してみたら、21万6000円も高く売れました!
1秒で最高額の査定結果をスグに知ることができます!
-
車を超高く売る方法
私が愛車のプリウスを一括査定を使って査定依頼してみたら、32万5000円も高く売れました!
スグに最高額の査定結果を知ることができます!
-
安い保険に入る方法
私が自動車保険に入る時に一括見積もりしてみたら、23万8900円も安くなりました!
5分で一番安い自動車保険をスグに知ることができます!