エアバックが動作する条件と注意点!
日本のエアバッグの起源は、小堀保三郎氏が1963年に航空機事故などの際に、衝撃を緩和させ生存率を高めるために開発されたのが始まりとされています。
実際にエアバックを搭載した自動車が販売されたのは、それから20数年後の1987年のことでした。
現在では一部の車種を除き、全車種での標準装備となっています。
日本での交通事故時の安全意識は、ここ30年余の内に急速に発展していったのです。
この記事の目次
エアバッグ作動時の条件
- 20〜30km/h以上の速度で、平面の壁などの動かない物体に正面から衝突したとき。
- 自動車のフロント部分に、左右30°以内(エアバッグセンサー付近)に強い衝撃を受けたとき。
- 地面に強い衝撃で着地したとき。
- 縁石などに自動車の下部を強くぶつけ、エアバッグセンサー付近に強い衝撃が加わったとき。
要Check!ポイント
停車中の自動車に衝突した場合は、40〜60km/hの速度で車体前方の左右30°以内のエアバッグセンサー付近に衝撃を受けた場合に作動条件を満たします。
つまり横方向や後方をぶつけただけでは、センサーが反応し辛いということになります。
エアバッグが作動しない・しにくい条件
- 電柱など平面でないものに、エアバッグセンサーからズレた箇所に衝突したとき。
- 横方向または後方から追突されたとき。
- 平面の壁またはガードレールに斜めに衝突したとき。
要Check!ポイント
後部席を守るサイドエアバッグの作動条
- 自動車の後部席部分に横方向からの強い衝撃を受けたとき。
サイドエアバッグが作動しない・しにくい条
- 後部席から外れた、前方または後方部分に追突されたとき。
エアバッグ作動時の注意点と乗用中の注意点
エアバッグ作動時の注意点
- 運転者がハンドルに近づきすぎた場合エアバッグ作動時に強い衝撃を受け、打撲傷・骨折などの大きな怪我に繋がる恐れがあります。
- 助手席常用者が、インストルメントパネルに顔を近づけすぎた場合エアバッグ作動時に強い衝撃を受け、打撲傷・骨折・火傷など大きな怪我に繋がる恐れがあります。
- インストルメントパネルの上や前に物を置いている場合エアバッグ作動時にその衝撃で物が飛ぶなどして擦過傷に繋がる恐れがあります。また、エアバッグセンサーが感知せずエアバッグが作動しなくなる可能性があります。
- チャイルドシートなしで乳幼児及び10歳以下の学童を、膝に抱くなどして後部席に座らせた場合サイドエアバッグ作動時に子供が強い衝撃を受け、大怪我あるいは最悪死に繋がる危険性が高くなります。
乗用中の注意点
運転者
- ハンドルに近づきすぎない。
- シートベルトの正しい着用。
- 背もたれを倒しすぎない。
- インストルメントパネルの上や前に物を置かない。
- 他常用者へのシートベルトの着用喚起。
助手席常用
- インストルメントパネルに顔を近づけすぎない。
- シートベルトの正しい着用。
- 背もたれを倒しすぎない。
後部席常用
- ドアにもたれかからない。
- 前方のシートの背もたれを抱え込まない。
- シートベルトの正しい着用。
*10歳以下の乳幼児及び学童が同乗する場合
- チャイルドシートの正しい設置と着用。
- 膝の上に子供を抱かない。
おわりに
エアバッグの必要性は、事故時の人命生存率を高める目的にあります。
しかし、不適切な方法で自動車に乗車した場合逆に大怪我や死の危険性を高めることになるのです。
もしもの時の安全意識を持ち、エアバッグの正しい知識を持って適切な方法での乗車を心掛けていきましょう。
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